うさぎとかめは、どこまで行ける?

今朝、朝食を食べながら、家族でちょっとした話をしていました。

小学校1年生。
すでに何人か、遅刻してくる友達もいるらしい。
朝食を食べずに学校に来る子もいるらしい。

もちろん、それぞれの家庭に色々な事情があると思います。
何が良くて、何が悪いのか。
外から見ただけではわかりません。
なので、そこに対して何かを言うつもりはありません。

ただ、僕は父として、長男にひとつだけ伝えておこうと思いました。

「朝、遅刻してしまう子は、もしかしたら夜遅くまで勉強しているのかもしれない。
でも、パパは、夜遅くまで頑張る必要はないと思っている。
それよりも、朝早く起きて、ちょっと工作したり、遊んだり、楽しんで過ごす方がよほどいいと思う。」

そんな話をしました。

長男と次男は、だいたい夜8時過ぎには寝ます。
そのぶん、早いと5時半。
遅くても6時過ぎには、どちらかが目を覚まします。

そこから遊んだり、工作したり、色塗りをしたり。
場合によっては、朝から兄弟喧嘩です。

母親は辟易していますが、
まあ、朝から元気なのはよろしいことで。

もちろん、夜型でも健康的に過ごし、成果を出している人はたくさんいます。
そこは人それぞれでしょう。

ただ、小学生のうちから、
少しでもテストで良い点を取ること。
偏差値の良い学校に進学すること。
それだけを目的にしてしまうのだとしたら、
僕は、それは童話の「うさぎとかめ」の話に似ているなと感じます。

うさぎとかめ。

途中で油断したうさぎよりも、
油断せず着実に歩みを進めたかめの方が、
結局、早くゴールに着いた。

そういう教訓じみた話です。

そしてその話は、人生のあらゆる場面に当てはまるようにも思えます。
慢心せず、努力しなさい。
油断せず、コツコツ進みなさい。

たしかに、その通りです。

でも、ふと思うのです。

これは、ある一日の時間軸の話です。
そして、誰かが決めた「あるゴール地点」まで、
どちらが早く着いたか、という価値観で切り取った話でもあります。

では、もし問いを変えたらどうでしょうか。

うさぎとかめ。
どちらが遠くまで行けるのか。

そう考えると、見え方は少し変わります。

うさぎの寿命は、長くても10年ほど。
一方で、かめは種類にもよりますが、20年、50年、あるいは100年以上生きるものもいます。

そう考えると、
遠くまで行けるのは、かめの方かもしれません。

誰かが決めたゴールに、
早く着いたか、遅く着いたか。

もちろん、それが大事な場面もあります。
受験も、試験も、締切も、社会の中にはたくさんあります。

でも、人生全体で見た時に、
それだけが本当に大事なのでしょうか。

大切なのは、
そこからどこまで、自分の道を遠くまで進んでいけるか。

誰かに決められたゴールではなく、
自分の足で、どこまで世界を広げていけるか。

人生というレースでは、
早く着くことよりも、
歩き続けられることの方が、ずっと大事なのかもしれません。

だから長男に言いました。

「早くできることが大事なんじゃない。
何ができるかの方が大事だよ。
ゆっくりでも、遠くまで行ける方がいいなと、パパは思うよ。」

onorenoo

おのれ

@onorenoo

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