救済を期待する相手が、構造の運営者でもある

ここで重要なのは、政府が敵だという話ではありません。

政府にも役割がある。
中央銀行にも役割がある。
金融危機を放置すれば、社会はもっと深刻なダメージを受ける。

だから、市場を支えること自体は理解できます。

しかし同時に、政府や中央銀行は、今の構造の運営者でもあります。

危機が来れば、市場を救う。
市場を救えば、資産価格が上がる。
資産を持つ人が恩恵を受ける。
その後、インフレや財政負担が生活者に回る。
その穴埋めとして、税や社会保険料の負担が増える。

この流れの中で、
「政府がいつか自分を救ってくれる」
と期待しすぎるのは危うい。

なぜなら、政府は個人一人ひとりの資産形成を代わりにやってくれるわけではないからです。

制度は作るかもしれない。
補助金は出すかもしれない。
減税もあるかもしれない。
NISAのような枠も用意するかもしれない。

でも、その制度を理解して使うかどうかは、結局自分に委ねられています。

だから、自分で学んで行動するしかない

だからこそ、最終的な結論はここになります。

自分で学んで、行動するしかない。

これは冷笑ではありません。
諦めでもありません。
誰も助けてくれないという悲観でもありません。

むしろ、唯一合理的な希望です。

お金の仕組みを学ぶ。
税金の仕組みを学ぶ。
社会保険の仕組みを学ぶ。
インフレの意味を学ぶ。
資産を持つ意味を学ぶ。

そして、できる範囲で行動する。

生活防衛資金を持つ。
無駄な固定費を下げる。
優良な資産に長期で投資する。
NISAを活用する。
人的資本を高める。
家族の生活を守る。

大事なのは、一発逆転ではありません。

構造を理解したうえで、少しずつ自分の立ち位置を変えていくことです。

労働だけで戦う側から、
資本にも働いてもらう側へ。

現金だけを守る側から、
購買力を守る側へ。

政府に救ってもらう側から、
制度を理解して使う側へ。

この移動こそが、これからの時代の防衛策なのだと思います。

 

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onorenoo

おのれ

@onorenoo

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