ここで一番大事なのは、金融緩和の恩恵が平等には届かないということです。
お金は、まず金融市場に流れます。
株式。
不動産。
債券。
オルタナティブ資産。
これらを持っている人は、資産価格の上昇によって豊かになる。
一方で、資産を持たない人には、遅れてインフレがやってくる。
給料はゆっくりしか上がらない。
でも、家賃、食費、エネルギー、教育費は上がる。
これが、金融緩和の逆進性です。
資産を持つ人には追い風。
資産を持たない人には向かい風。
だから、格差は広がる。
ピケティ的に言えば、
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資本収益率が、経済成長率を上回る。
そして2008年以降、この差は政策的にさらに強化されたように見えます。
資本主義が自然にそうなっただけではない。
金融政策が、その流れを加速させた。
ここに、現代のお金の本質があります。
