気づかなければ、これは加速していく。
止められないのなら、利用するしかない。
どうして、そう思うようになったのか。
コロナ禍で出会った、一冊の本がある。
過激な主張でも、都市伝説のような話でもない。
ただ、史実を淡々と並べただけの、シンプルな本。
それが、これまで読んだどの本よりも面白く、刺激的だった。
僕の考えを根底から変えた一冊と言っていい。
タイトルは『日米衝突の萌芽 1898-1918』。
日米近代史研究家、渡辺惣樹先生の作品。
これを読むと、世の中がどんな思惑と力関係の上に築かれてきたか、察するものが多いと思う。
この紛れもない史実の延長線上に、今の政治、経済、外交、社会、教育がある。
そこに、巨大な「意図」があることに気づく。
ひっくり返すのは、もう無理かもしれない。
けれど、これから起こる災厄から身を守るために。
流れの中での、立ち方、流れ方を考えた方がいい。
