株価や為替に興味を持っている人は、どれくらいいるのだろうか。
自分の給与とか、スーパーの野菜の値段には敏感でも、それが経済という仕組みの因果関係から生まれた結果だと意識することは、普段はほとんどないと思います。
それが普通だとも思います。
だから、ここ最近の消費者物価指数(CPI)の伸び、名目GDPの上昇、ガソリン補助金、円安や為替介入
——これらが自分とどう関係しているのか、距離感が掴めないのは当然です。
上流で降った雨が、数日後に下流の水位を変える。
経済もそれに近くて、遠くで起きていることが、気づかないうちに自分の生活に届いています。
海は繋がっているように、経済も繋がっています。
日本のCPIは2022年以降3〜4%台で推移し、30年ぶりの水準が続いています。
名目賃金は少し上がっても、実質賃金は2024年もマイナスが続きました。
「給与は上がらないのに物価だけ上がっている」という感覚は、統計的にも正しい。
株価が上昇しているのに実感がない。
それは、株を持っていない人にはその恩恵が届かない構造があるからです。
AI関連や一部の業種だけが恩恵を受けているように見えるのも、あながち間違いではない。
ただそれを「自分には関係ない話」で終わらせると、じわじわと不利な側に置かれていくことになります。
もちろん、人には役割があります。経済の専門家になる必要はない。
でも、この世のほとんどの行動は経済活動と繋がっています。
無関心でいることのコストが、静かに上がっている時代です。
気づいてください。
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