トマ・ピケティ(Thomas Piketty)という経済学者が提唱した概念に、r>gというものがあります。
rは資本収益率、gは経済成長率。
歴史的にrは3〜5%、gは1〜2%程度で推移し、資本は労働より常に速く増えてきた、というのが『21世紀の資本』の核心です。
そしてデジタル化とグローバルな資本移動の組み合わせにより、この力はさらに速度を上げています。
かつては資本を持つ者と持たない者の差が広がるのに何世代もかかっていた。
今は、1世代で可視化されます。
ウォール街の上位職のボーナスは、報道ベースで年間数千万から億円規模に達することが珍しくありません。
ボーナスです。
これを「優秀だから」「たまたまそういう業種だから」で終わらせていい話でしょうか。
ウォール街がそこまでの報酬を生み出せるのは、グローバルに集積した資本フローの結節点にいるからです。
同じ時間働いているのに利回りが桁違いなのは、能力の差だけではない。構造のどこにいるか、の差です。
ただ、その場所に自分が行くことは簡単ではありません。
でも、自分ではなく自分の資本をそこに置くことはできます。S&P500採用企業の売上に占める海外比率は40%超(2023年時点)。
インデックス投資を通じて、日本にいながらグローバルな資本フローの恩恵を受け取る構造に参加できます。
働くことで得られる給与に加えて、株式などの資本収益を積み上げていく。
これはこれからの話ではなく、すでに始まっている話です。
不動産などの実物資産、外貨、キャッシュフロー型のビジネス。
難易度はそれぞれ違いますが、まず株式から入るのが現実的な入口だと思っています。
気づいてください。
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