" /> あなたは運が良いですか? | おのれの緒  〜い・しょく・じゅう〜 

【生】運がいいこととはなんだろうか

哲学 ’い’ 生きるヒント

 電車に間に合わなくて遅刻したり、

 遊びに行った先で怪我をしたり、事故に遭ったり、

 財布を落としたり、

 携帯を無くしたり、画面が割れたり、

 クレジットカードが不正利用されたり、

 運が悪いな、と思うような出来事ってたくさんあります。
 
 逆に運がいいなと思うことって日常でどれほどありますか?

 運が悪いことが起きていなければ運がいいんでしょうか? 

 心からそう思えますか?

 運がいいこと。に関して考察してみました。

自分は運がいい??

 自分は運が良いです

 運がいいとは何だろうか?

 宝くじに当選すること?

 結婚式や忘年会などのBINGOですらほとんど当たった記憶がありません、、、。

 それでも自分は運がいいと思える理由を挙げてみました。

自分が運がいいと思う理由
  • 人との出会いに恵まれている
  • 良い考えに良いタイミングで出会う
  • 勘がいい、先のことが少し読める
  • 最後はなんでもなんとかなる

量子力学とゼロ・ポイントフィールド

 物理選択でなかった自分は恥ずかしながら最近知ったのですが、

 量子力学という分子や原子といった単位よりもさらに細かく世界を見ていく科学があるようです。

 たまたま書店で「死は存在しない」という田坂広志先生の著書を手に取りました。

 量子力学の視点から「死」についての意見を述べられております。

以下、仮説ですが、

 我々の記憶や過去の行動も全てが、

 宇宙のすべての出来事が量子真空(ゼロポイントフィールド)

 波動干渉を利用したホログラム原理で記憶されているようです。

 このゼロポイントフィールドなるものにアクセスすることができれば

 宇宙のあらゆる記憶・原理・原則に触れることができる可能性があるわけです。
 
 つまり、

 何か天から降りてくるような着想、

 未来の予知、

 スピリチュアルな体験、

 虫の知らせなどは決して非科学的な体験ではなく、

 このゼロポイントフィールドに一時的にもアクセスできたからこそ

 の体験であったということです。

 そのためには普段から良い波動を意識して過ごすべきなのです。

 言葉も態度も気持ちもすべて良い波動を意識することは

 量子力学の視点から見ても大事なことだったのです。

 要するに普段からアンテナ張って
 
 清く正しく

 言葉にも責任を持って

 過ごしなさいということか

 と解釈しました。

死を身近に感じて思うこと

 自分は職業柄、人の死に触れます

 死亡確認をすることもあります。

 療養病院の当直では、これまでに一度もお会いしたこともない人の死亡確認をすることもあります。

 不思議な一期一会、本当の意味での一期一会なのです。

おのれ
おのれ

この人(故人)は何を大切にし、誰を愛し、誰に愛され、何を成し遂げ、どんな人生を過ごしただろうか、後悔はなかっただろうか・・・。

 そしてその度にいつも『死とは何か?』と思うわけです。

 哲学や宗教がその答えを用意してくれていると言いますが、

 特定の宗教を帰依しているわけではないので、

 自分は人を導くことのできるだけの答えは持ち合わせていません。

 ただ、そのような場面に出くわすたびに、今を懸命に生きようと思います。

 自分を見つめ直す機会を与えてくれるのです。

 難しく考えても仕方ないので

 唯一わかっているのは

 死とは、貧しい人、裕福な人、権力を持つ人、持たざる人

 全ての人に平等に与えられている体験であることです。

 今を生きるために肉体的な死が存在しているような気がします。

 生きるための死なのです。

死や運の悪いことは、運が悪いことなのか?

 良くない出来事が起きた時も同様で、

 そこで一度立ち止まり、

 自分にとって何が起きたのか?どういう訓えがこの出来事にあるのか

 考えなければならないと思います。

 何かをおろそかにしていたり、

 間違った道に進まないように、

 もっと先にある重大な出来事を避けるため

 目の前で良くないことが起きているのかもしれません。

 そのような視点で目の前の出来事を冷静に客観的に観察してください。

 本当に『運の良くないこと』が起きたのでしょうか?
 
 多くの出来事は時間がたてば大したことないと気づくことが多いと思います。

 そして、決めているのは自分の心と考えであることに気づくはずです

では、なぜ運がいいのか?

 量子力学的な視点では、

 運の良し悪しはいかにゼロポイントフィールドにアクセスできるか

 によるということで、

 そのためには良い波動を意識することが大事なようです。

 自分の考えとしては

 自身の運が良いのは、両親やご先祖様が良い行いをして徳を積んできたからだと思っています。

 徳という概念は昔から日本人に備わっていた、養われていたものだと思います。

 よって、これはなんら難しい話ではないのです。

 そして自分も次世代に徳を引き継いで良い循環を生み出したいと思っています。

上司からの質問、これからどうするつもりか

 以前、上司に「君はこれから何をしたくて、どうするつもりか?」と質問されたことがあります。

 どの分野を専門にしたいか、

 臨床・研究のどちらを重視するか、

 開業するつもりがあるかどうかなどの

 学問的な興味や野心、人生設計を問う意図の質問であったことは重々承知していました。

 ただ、その時は正直に考えていることを言いました。

おのれ
おのれ

自分は必要とされている場所で働ければそれで十分で、新しくやりたいことは特別見つかっていないですが、目標は徳を積むことです。

 今でもその考えは変わっていません

まとめ

 運が良いこととは結局なんなのでしょうか。

 毎日、朝起きて、誰かのために・社会のために働くことができて、

 食事ができる当たり前の日々がすでに運の良いことであることに

 気づくこと、感謝すること、

 その心を持ち合わせていることが自分にとって最大の『運の良いこと』だと思います。

 損失や、喪失の体験に悲しみ、嘆くことも大事です。

 ただいつまでもくよくよせず、学び、前を向いて歩き出すことが大事だと思います。

 命があることに感謝して

運を良くするために意識していること
  • 損得ではなくて、徳を積むことを価値判断基準にすること
  • 悪い出来事を冷静に客観的に分析する
  • どうにかなると思うこと
  • 人との出会い、自分と違う考え方との出会いに感謝する

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