食事のことを真剣に考えたことがありますか?
大事な家族や自分の健康資産のためにとても大事なことです。
人間ドックや早期発見、早期治療ではありません。
日々の食生活を整えることです。
いのちをしっかりいただいていますか?
余計なものをできるだけ排除できていますか?
何が余計か理解できていますか?
ここ数年の食事の変化、嗜好性の変化
もともとコンビニでお弁当を買うことが好きではないです。
若いときは味が濃くて美味しく感じるタイミングもあるかもしれないですが、
どちらかというと、食材への不信感や添加物への警戒心が原因です。
自分の中では近寄らない方がいいリストのひとつです。
もちろん、時間がない時や当直明けなど、必要なときは頼ります。
こう言った考えがあるのはどうしてか?
母の食育のおかげだと思います。
某ハンバーガーチェーンのハンバーガーは数えるくらいしか食べたことはありません。
両親が食べているのをみたことすら有りません。
でもたまに友達と遊んだ時に食べるファーストフードは味が濃くて美味しく感じました。
大学生の時は、一人暮らしです。
自分が食べたいものを好きなだけ食べられます。
お金もないのでとりあえず安い食材、閉店間近の割引された惣菜です。
飲み会だって基本的には食べ飲み放題のお店です。
働いてからも忙しいことを理由にそのような習慣を続けていました。
男性は30代、女性は40代から免疫力が落ちると言われています。
睡眠、運動、食事。
どれも意識して改善することが大事です。
仕事が忙しいとどれもおろそかになります。
少しづつ、できる範囲で食生活を変えていきたいと思いました。
というより、戻していこうと努力しました。
もちろん運動習慣や睡眠も意識して改善してきました。
ただ、食事に関してはひとりでは無理です。
幸いなことに、同じ考えを持った家族がいます。
美味しい食事を用意してくれます。
おかげさまで幼少期に養った食の嗜好性を取り戻せてきたと思います。
食に関して似た価値観を家族で共有できたことは重要でした。
食事の価値観は人によってそれぞれ、けれども、、、
やはり体は食べたもので作られています。
多くの人が本能的に感じていることではないかと思います。
しかし、食事は人生において重要な要素ですが、重きを置かない人もいます。
それでも長寿の人もいると思います。
嘘か本当か。
投資の神様ウォーレン・バフェット氏(1930年生まれ)も毎食マクドナルドだという噂があります。
人それぞれで良いと思います。
ファーストフードが悪とは言っていません(自分にとっては悪だと思っていますが)。
人に対して食事に関してとやかくいうのはお節介だと思います。
ですので、お節介を承知で【食】に関して取り上げていきたいと思います。
また、食べたくなるもの、は自分にとって今必要な栄養素であることが多いと思ってもいます。
ただ、自分の場合は食事を蔑ろにするとそれが体調や健康に影響しやすいと感じています。
今の食事のスタイルが好きではない。
自分の体に合っていない。
気づいているのに仕方なくその習慣を続けている人も多いのではないでしょうか?
体調を崩してから気づく人もいるでしょう。
食の問題は、人間の根源に関わることです。
医療と食に関わるキーワードは
・医食同源
・医者いらず
医者いらずの話はほとんどが食べ物に関する話
昔からショウジョウバエや線虫、マウスといった生き物の摂取カロリーを制限すると寿命が伸びることが知られています。
そして赤毛猿を用いた実験で、
①好きなだけ食事ができる群、
②摂取カロリーを70%に控えた群を比較して生存率や生活習慣病の罹患率を比較し、
②群の方が生存率、罹患率において優れているという結果が出ています(引用:Colman RJ et al. Science. 2009)
りんごに関しては欧米でもAn apple a day go doctor awayという諺があります。
コレステロールの上昇、中性脂肪の上昇、血圧の上昇を抑制する報告が多数あります。
その他、検索すると色々な食べ物がヒットしてきます。
世界中の医者や科学者が人々の健康のために食事・食材に注目していています。
医食同源、薬食同源
ヒポクラテスは「汝の食事を薬として、汝の薬は食事とせよ」と言い残しています。
また、中国独自の中医学における治療方法の一つとして薬膳が発達しました。
いまだに中医学における重要な位置を占めています。
「命の根幹は食にあり、食を誤れば病となり、食が正しければ病を癒すことができ、防げる」
という概念です。
さて、今からできること
こうやって書き出すと自分も当てはまる項目がいくつかあります。
なかなか改善するのは難しいです。
本当は食に対する根源的な教育を広めるべきだとは思います。
家庭でそれをやってほしいです。
そして我々ができることは
野菜をひとつ買い足す、少しグレードの高い食材にする、そのお菓子は我慢する。
ちょっとしたことで良いのでやってみたらどうでしょうか?
そのちょっとした積み重ねが将来大きな違いを生み出すのかもしれないですよ。
大切な家族の健康を守ることにつながっていると考えてみませんか?
本当はもっと考えるべき問題は山ほどある
食というのは個人の健康問題でもあり、経済や農業などの国策の問題でもあります。
今の食生活が仕組まれたものかもしれないと考えたことはありますか?
諸外国で使用禁止されている農薬が日本では使用が許されていることを知っていますか?
残留農薬の基準値が日本だけ緩い基準になっていることを知っていますか?
少しなら大丈夫でしょうか。
むしろ避けたくても避けきれない状況ではないでしょうか?
自分の子供にそんなもの食べさせたいですか?
しっかりと調べて、考えてください。
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