コーヒーブレイク大好きなので、
気分を変えてコーヒーに関して調査したこと書いていきます。
コーヒー産業の市場規模
コーヒーは我々の生活になくてはならない嗜好品としての確固たる地位を築き上げています。
産業としての規模も大きく、2020年のコーヒーの市場規模は3626億ドルです。
日本は世界の4%のシェアを有しています。
日本のコーヒー業界の市場規模は約2兆9000億円と言われているようです。
コーヒー関連の上場企業は20銘柄ほどあります。(引用:株たん)
馴染みがある会社はDyDo、伊藤園、キーコーヒー、コメダなどがあります。
コーヒーの世界的な産地はブラジル、ベトナム、コロンビア、などになります。
コーヒーの歴史
そのはじまりはイスラム教の僧侶の眠気覚ましの妙薬として利用されていたようです。
我が国、日本には江戸時代に長崎の出島から入ってきたと言われています。
コーヒーの生産国に特徴的なことは、モノカルチャー経済であったということです。
例えば、生産量第1位のブラジル🇧🇷にコーヒーの木が持ち込まれたのは18世紀前半です。
それまでの砂糖中心の産業から転換し20世紀の初頭には世界のコーヒーの80%を生産していました。
労働人口の90%がコーヒー産業に従事し、外貨収入の90%がコーヒーによるものだったそうです。
こういった一つの農作物に依存した経済をモノカルチャー経済といいます。
農作物の豊作、不作で国の経済が左右される非常に脆弱な構造で国の産業が成り立っています。
そんな中、1906年に大豊作となったブラジルのコーヒー豆。
これが市場に出回れば価格の大暴落は必至です。
ブラジル政府は在庫を抱えながら少しずつ市場に放出することで価格を調整していました。
しかし、第一次世界大戦が勃発したためにヨーロッパでのコーヒー需要が激減し、再び難局を迎えました。
しかし同時期にアメリカで世紀の悪法と名高い「禁酒法」が制定されました。
そのおかげでアルコールからコーヒーにへと需要が転換し
見事にこの難局を無事乗り越えることができたようです。
健康とコーヒー
コーヒーに関しては以下のような文献があります。
テロメアは単調な塩基配列の繰り返しです。
人ではTTAGGGの配列で、ゲノムDNA末端の保護をしている役割があります。
テロメアの短縮は細胞の老化を意味します。
このテロメア長の短縮を引き起こす原因は活性酸素と呼ばれるものです。
活性酸素はストレス、喫煙、紫外線などにより発生するとされています。
コーヒーがこの酸化ストレスを抑制する可能性があるようです。
含有する物質なのか、またはその豊かな香りにあるのか研究がされているようです。
わかっている範囲では
コーヒーに含まれるカフェインには肝保護作用があり、
ポリフェノールの一種であるクロロゲン酸にも抗酸化作用や脂肪の蓄積を抑制する作用があるようです。
気をつけたいこと
なんでも過剰摂取は良くありません。
また余計なものを添加することも良くありません。ということで・・・
急性カフェイン中毒は、胸の痛みや吐き気、脈拍の増加、震えなどです。
短時間に1000mg程度のカフェインをとると発症する可能性があるようです。
ただし人によっては200mgだったりするようです。
コーヒー100ml中に60mgのカフェインが含まれているようですので、1日あたり数杯を目処にしておくのが無難だと思われます。
また砂糖の摂りすぎはよくありません。
これはまた機会があれば詳しくまとめます。
コーヒーフレッシュに関しては、多くの方がミルクのようなものと思っているようですが、あれは白濁した油です。主な原材料は植物油脂です。低質な油に砂糖と添加物が混ざっているのです。
少量であれば問題ないですよとする意見も多いですが、やはりチリツモ(チリも積もれば山となる)です。
企業努力で悪いものは最小限にしているとは思うけど・・・。
少量であれば実際は問題ないのは理解できるけど・・・。
自分はできるだけ避けてブラックコーヒーを摂るようにしています。
まとめ
調査してみた結果、
適量のコーヒーが体に悪いとされる根拠はありませんでした。
カフェインの取り過ぎには注意しましょう。
引き続きリラックス時間のお供にとして楽しんで下さい。
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