本質を考える医師として、以前「世界を美しく支配する方法」についてAIと対話しました。
今回はさらに一歩踏み込んで、「そもそも今の世界を支配しているのは誰なのか?」という問いを、AIにぶつけてみました。
皆さんは、「真の支配者」と聞いて、どんな存在を思い浮かべるでしょうか?
有名な組織、歴史的な一族、あるいは特定のリーダーや国家でしょうか。
でも、少し視点を変えてみると、私たちの目に“姿を見せない支配者”の存在が浮かび上がってきます。
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■ 仮に“支配者”と呼ぶべき存在があるとすれば、それは…

① 通貨と金融を握る構造(中央銀行・国際金融資本)
お金を発行し、流通を制御できる者は、国家のリーダーすら超える影響力を持ちます。
選挙で政治家は変えられても、通貨システムそのものは変わらない──
FRB、IMF、BISといった組織は、国家という枠を超えた場所に存在しています。
「借金 → 利息 → 永遠の労働」という仕組みは、多くの人を無意識に縛り付けているのです。
お金が信仰のように崇められている限り、この構造は崩れません。
② 情報とテクノロジーを操る者たち(ビッグテックとAI)
私たちが何を信じ、何を買い、誰を好きになるか。
それを“設計”しているのが、Google、Meta、Amazon、Apple、X(旧Twitter)といった巨大テック企業です。
私たちの行動はすべて「データ」として記録され、AIはそれを元に行動を“予測”し、“誘導”し、ついには“代行”し始めている。
つまり、私たちは「自分で選んでいるつもり」でも、すでに構造の中で誘導されている可能性が高いのです。
③ 物語を定義する装置(教育・メディア・宗教・文化)
人は現実そのものより、「信じたストーリー」に従って生きるものです。
- 教育:何を常識として植えつけるか
- メディア:何を正義と伝え、何を報じないか
- 娯楽:理想の人生像をどう描くか
- 宗教:人生や死にどんな意味を与えるか
ここにあるのは、武力ではない「物語による支配」。
構造は、人の思考の“前提”を定めることで、深く静かに影響を与え続けています。
■ 結局「誰が支配しているのか?」

私たちを支配しているのは、「構造」そのものです。
- 通貨を軸にした経済構造
- 成功や幸福を定義づける教育・メディア構造
- テクノロジー依存を前提とした生活インフラの構造
つまり、“顔のある支配者”よりも、“誰がいても回り続ける仕組み”こそが本当の支配者。
これは、誰か個人を批判する話ではなく、私たち全員が知らず知らずのうちに組み込まれている大きな枠組みの話なのです。
■ じゃあ、希望はないのか?

──あります。
それは、「構造に気づける人」の存在です。
無意識に従っていたレールの存在を自覚し、「本当にこれは自分の選択か?」と問い直す力。
歴史の転換点にはいつも、最初は“変人”と呼ばれる一人がいました。
その気づきが、静かに世界の構造を動かしていったのです。
次にその変人になるのは、誰でしょうか?
もしかすると、トランプ氏のような存在かもしれません。
これまで都合よく語られてきた「物語」を覆すような、強いメッセージが必要とされているのかもしれません。
世界が良い方向へと変わることを、心から祈っています。
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