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この破壊力を知り、
知らないと損をすることがあまりにも多いと思い知らされました。
そして知らないうちに契約した自分の保険契約に関しても見直してみました。
自分の考えで、必要なものと不必要なものがわかるようになりました。
見直すには自分で勉強するしかありません。
マネーリテラシーを上げろ!!
インデックス投資を始めるに当たって、原資を確保したいんだが、そうなると同じ目的で入金している個人年金保険の積み立て(5万/月)がもったいないな。
複利計算機を使って毎月5万円の積み立てが30余年ほど、最終的に2500万円になる。
というのは年利を計算すると1%の利率でした。
でも実は年利1%の個人年金保険ってこの手の商品の中では利率が良くて、
今だと0.5%とかの利率の商品が多いみたいです。
銀行預金の利率と比較していたなんて、知らないって怖いな。
もちろんリスクはあるけどね。
しかし、比較対象を再現性の高いインデックス投資とします。
インデックス投資は15年以上の長期投資であれば十分な勝算が見込めるのです。
その期間が長いというならば、30余年の個人年金保険への入金の資金拘束は何と長いことか。
自分の中での結論
・個人年金保険は資金拘束があり、利率も低いから自分にはいらない
・自分で掛け金を調整できるインデックス投資の方が良い
投資にはリスクがあります。
ですのでそれゆえに自己責任です。
ただどれだけのリスクなのか知らずに
怖い怖いだけ言っている人は極端ですが愚かです。
金持ちが構築した世の中の仕組みをよく勉強してください。
利用しない手はないのです。
例えば、人気のS&P500
S&P500(S&P500種指数)は、米国の代表的な株価指数の1つです。
S&P500は米国株式市場全体に対し約80%の時価総額比率を占めており、
米国市場全体の動きを概ね反映していると言えます。
S&P500(S&P500種指数)とは、
S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスLLCが公表している株価指数です。
市場規模、流動性、業種等を勘案して選ばれたニューヨーク証券取引所やNASDAQに上場および登録されている約500銘柄を時価総額で加重平均し指数化したものです。
(マネックス証券より引用)
ざっくりいうとS&P500という指数に連動する投資信託を買うというのは
アメリカの上場企業に分散投資することができます。
アメリカ経済が長期的に成長を続ける限りは
このS&P500という指数は右肩上がりが見込めるのです。
以前もお示ししたS$P500の推移を引用します。
もちろんマイナスの年もあるので、それゆえの長期投資です。
例えば、毎月5万円を年利5%、信託報酬0.1%で33年運用すると、、、
下のようになります。
この通りにはならないでしょうが、
2300万円ほど多く資産を増やすことができるかもしれません。
随分と差がつきますよね、、、。
もっと若い時に知りたかった・・・。
そして見直した自分の個人年金保険
資産運用を目的とした個人年金保険は自分には不要で
もともと長期的に拘束予定のお金であったので
そこはインデックス投資に回すべきだろうと。
そこでネックになったのは個人年金保険の解約時の返戻金です。
それまで5万✖️12ヶ月✖️5年で300万円ほど払い済みでした。
保険の担当者に確認すると返戻金は270万円、、、30万円のマイナス。
・30万円の損切りはツライ
・返戻金がトントンになるまであと10年以上かかる
・それまで払い続けますか??
・イヤイヤ、これは機会損失!!
どうしてお金を預けただけなのにマイナスになるんだろう、、、
元本を補償してもらった上で増やしてもらうための手間賃??
1、2週間ほど悩んだ末に、
30万円は無知な自分への勉強代として諦め、解約しました。
これから預けるであろう5万円✖️12ヶ月✖️10年(600万円)
そのままインデックス投資に回せば複利5%で計算すると
+170万程度の利益も期待できます(もちろん絵に描いた餅かもしれませんが)。
幸い、保険の営業さんからの引き留めはあまりなくスムーズな解約ができました。
その後の話・・・
その後、帰ってきた270万円は投資にまわしました。
実はインデックス投資に加えて高配当株にも手を出しました。
2年で失った30万円は無事回収できました。
相場が良かったんでしょうね。
今思えば、最初から投資に回していれば
ひょっとして倍以上に増えていたかもしれない投資時期でした、、、。
それでも、あの時、解約しといて良かったと思った話でした。
売り手は、良いことしか話しません。
そのように訓練されています。
売りたいからです。当たり前です。向こうも商売です。
知らないと損します。
よく勉強しましょうという良い経験になりました。
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