働き始めてしばらくすると携帯にセールスの電話がかかってきたことありませんか。
医者という職業はよく不動産投資の案件の電話がよくかかってきます。
良くわからないし、怪しいので大体断るのですが、
税金が高いから節税しようと思い興味を持つ人も一定数いるようです。
不動産投資で大成功している人もたくさんいますが、
片手間でやっていると気がついたら大損しているなんて話をよく聞きませんか。
ワンルームマンション投資は特に危ないようです。
卒業後に早速かかってきた電話
大学6年の春、国家試験も終了し浮かれながら過ごしている日々。
仲の良い友人たちと卒業旅行や飲み会など春休みを謳歌していました。
すると隣の友人に知らない番号から電話がかかって来ました。
出てみると不動産投資の勧誘の電話だったようです。
飲み会中だったこともあり、友人は電話を切りました。
しばらくすると同じ番号から自分にも着信がありました。
卒業生の名簿が早速どこかに流出しているなぁ。
そういう時点でこの手の勧誘の電話ってあまりいい印象はないんだよなぁ。
どうして電話してくるのか？
研修医2年目に、不動産投資の案件の電話に出て見ました。
どうして電話をしてくるか、聞いてみました。
・良い新築物件がある（人気のエリア）
・安定した職業の人に売りたい
・節税のため、税金対策で不動産投資をしている先生も多い
嘘ではないと思いました。
しかし何か隠している裏があるなと直感的に思いました。
大前提として、
「損をすることで、それが節税になる」であれば
売った時点で得しているのは業者じゃないか！！
という理屈ではないのでしょうか・・・。
勉強ばかりしてきて、マネーリテラシーのない医療者は、業者にとってはいいカモ🦆です。
他にも安定した職業の人はローン審査が通りやすいですから、その点も狙われやすい属性なんでだろうな。
少し勉強すれば、
将来その不動産価格がどうなるか（わからないけど、ワンルームは下がりやすい）、
家賃収入は減らないのか（絶対減る）、
管理費や修繕積立費は上がらないのか（絶対上がる）、など
今思えば確認しておくべきことはてんこ盛りです。
不動産投資とはなんぞや
ということで少し具体的に調べてみました。
株式は不動産に比べれば比較的少額から投資を開始することが可能です。
それに比べて、不動産は投資額が大きいので素人が手を出しにくいです。
しかしワンルームマンション投資はサラリーマンでもなんとかローンを組むことができる案件です。
ただし株式でも手数料が大事と言いましたが、
不動産投資に特有の隠れコストに関して知ることが重要です。
満室がずっと続く場合の予想される利回りを表面利回りというようです。
これは最高のストーリーを想定しています。
あれやこれやを想定した上で、予想される利回りが実質利回りです。
大事なのは実質利回りです。
平均的な実質利回りの予想。
つまり想定されるストーリーからリスクを明確にした上で購入を検討しましょう。
しかし、実質利回りがマイナスであることが多いというのが実情のようです。
手出しが必要となる物件が多いようです。
有名なyou tuberさんの話では
・いい物件は2億円から
・それも秒で売れる
・最初に買う不動産が良い商品だと爆速で資産が増える
・間違えると人生10年から20年は棒にふる
・不動産投資にはコネが必要
知らない人から来た儲け話は、100％相手が儲ける話だと思うべきでしょう。
多くの人は感覚的にわかると思います。
知り合ってしばらく経ってからの「自分にだけ」教えてくれるうまい話。
これには要注意が必要です。
皆、口を揃えて、ワンルームマンション投資をするなといいます。
それに対抗するようにワンルーム投資の良さについて発信している動画もあります。
どちらを信じるかはあなた次第です。
コメント