「高配当株投資を通じて、資本にお金が集まりやすい社会の仕組みに気づいたこと」
インデックス投資は老後資金を準備するうえで理にかなっている。
でもひとつ気づいたんです。
「今の生活」には何も還元されない。
将来の不安に備えることは大切だけど、
ヨボヨボのジジイになってからお金があっても、
今を楽しめなければ意味がないんじゃないか?
「今を少しでも楽に・豊かにしたい」
その思いから、キャッシュフロー改善を目的にたどり着いたのが、高配当株投資でした。
配当金とは?

企業の利益の一部を、株主に還元するもの。
たとえばJT🚬(2024年5月時点)は、利回り4.4%。
1株4410円なら、年間で194円の配当金が支払われます。
100株持っていれば、年間19,400円。
NISAの「成長投資枠」を活用すれば、
20.315%の税金がかからず、配当金をまるごと受け取れます。
仮に配当利回り4%の株に1200万円(新NISAの上限)を投資していたら…
**年間約50万円(月約4万円)**の資産所得が得られるんです。
月4万円。これは大きい。

「たったそれだけ?」と思うかもしれません。
でも、給与で月4万円を増やそうと思ったら、
額面で8〜10万円の昇給が必要です。
働いて手に入れる10万円は、めちゃくちゃ重い。
それに対して、資産が生み出す4万円は、何もしなくても振り込まれる。
この時、はっきりと感じました。
社会は、労働者より「資本を持つ者」が優遇されている

配当金にかかる税率は20%。
でも、労働による収入(給与所得)は、
累進課税で**最大55%**まで引かれる。
この差を知ったとき、
社会の構造が「資本家」に有利にできていることに気づいたんです。
優遇されているのは、懸命に働いている人ではなく、
お金を持っている人。資本を動かせる人。
そして、そういう人たちの意見の方が、通りやすい。
この「気づき」が、僕にとっては一番大きな収穫だったかもしれません。
高配当株投資を始めるには?

とはいえ、個別株投資はリスクもあります。
・配当利回りだけで判断しない
・業績・財務・配当実績も確認
・分散投資を意識
・まずは少額から、1年間やってみる
高配当株は、「金のなる木」🌳のようなもの。
手間もかかるし、目利きも必要だけど、
うまく育てれば、働かなくてもお金が生まれる仕組みを作れます。
最後に:投資とは「仕組みを知ること」

高配当株投資を始めたことで、
ただお金が増えるだけでなく、
社会のカラクリに気づく視点が得られました。
「なんでこんなに税金取られるんだろう?」
「どうして働く人ほど苦しいんだろう?」
そんな問いに、自分なりの答えを持つことができる。
だから僕は、これからも投資を続けていきたいと思っています。
お金のために。
そして、自分の頭で考えられる大人になるために。

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