大学病院の勤務医です。

さらに下げました。
ここ2、3日で下がっている銘柄はどれも「中国関連銘柄」だそうで。
どうやら、サンリオも「日中関係への懸念」が材料となっているという見方あります。
果たして、サンリオは中国関連銘柄なのか?
サンリオは日本国内のキャラクター/ライセンス事業だけでなく、海外(北米・欧州・アジア含む)展開を強化しています。例えば「海外ライセンス収入」「北米市場でのシェア拡大」などが報じられています。 つばめ投資顧問+1
– 中国市場への言及もありますが、筆者が調べた範囲では「中国が主柱」という明確な記述は少なく、“海外 中国・北米・欧州”という中のひとつ、または潜在的な成長機会という扱いが多いようです。
「中国関連銘柄」と呼ぶには、例えば「中国売上比率が高い」「中国政策・中国景況感に大きく依存している」という条件が必要です。サンリオの場合、それほど“中国だけ”に依存しているという明確な数字・報道は確認できていません。
– 従って、サンリオを「中国関連銘柄」扱いして中国リスクを全面に当てて売るのはやや過度と言えます。ただし、「海外成長」に伴う中国市場リスク(例えば中国景況感減速、ライセンス契約・ロイヤルティ収入の遅れなど)は考えられるため、完全に無関係とも言えません。
中国リスクを考慮すべき銘柄なのか??
もし投資家が「中国成長が鈍る=海外ライセンス・売上が伸びない」と見ているなら、サンリオも影響を受ける可能性があります。例えば、中国でのキャラクター人気低迷/ライセンス契約・コラボ減少/中国経済の景況感低下などです。
– しかし、決算資料や報道を見ても「中国の比率が急成長というフェーズ」ではなく、むしろ海外全体の中で中国も含まれているという整理です。つまり、「中国関連」と見なせるが、「中国専属」ではないというのが僕の整理です。


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