日本人にはインデックス投資は向かない

お金の話

「日本人にはインデックス投資は向かないのではないか?」

そう思う節もあるので、どうしてそう思うのか僕なりの考えをまとめてみたいと思います。
※この記事は僕個人の考えなのでひとつの意見としてご自身の考えの参考にしてください。

はじめに

インデックス投資は、いまや多くの国民が実践する再現性の高い投資手法です。
新NISAが始まり、S&P500やオルカンを積み立てている人も増えました。

なぜなら、インデックス投資は一度積立設定をしてしまえば、日々の値動きを気にしなくても(最初は気になるかもしれませんが)淡々と続けられるからです。
市場平均に追随するこの手法は、長期投資を前提にすれば、歴史的にも勝機が高い。

……と、ここまでが一般的な「正解」です。

ただし僕は、インデックス投資は 日本人に“相性が悪い”側面がある と感じています。
理由は、投資成績ではなく “出口” にあります。

そもそも、投資の目的は何ですか?

我々は、何事においてもそうかもしれませんが、「手段」と「目的」を履き違えることが多々あります。身近な例で言えば、買い物の時に「セールだから買う」こと。安く手にいれることが「目的」になっていることがあると思います。気づけばクローゼットの肥やしになっている服、使うシーンのほとんどない家具・家電などになっていませんか?

投資もそうで、

投資の目的は「お金を増やすこと」。
では、お金を増やして どうしたい のでしょう。

通帳残高や資産額を増やすこと自体が人生の目的なら、インデックス投資は資金効率の高い手段です。
でも、本当にそれがあなたの人生、僕の人生の目的でしょうか。

老後に困らないことだけが人生の目的なのでしょうか。

お金は目的ではなく、手段です

お金は、使ってこそ価値を引き出せます。
お金とは、価値と交換するための「引換券」に過ぎません。

もし商店街のくじ引き券が“永年失効しない”ものだったら、あなたは死ぬまで持ち続けますか?
極端かもしれませんが、くじは引いてこそ価値がある。

「将来、もっといい景品が出るかもしれない」と思ってそのくじをずっと持っておくことはしませんよね。

お金も同じです。
くじより汎用性が高く、信用もある引換券。
でも、使うことで本来の価値を発揮します。もちろん、ある程度「持っている安心感」にも価値はあります。

問題はここからです:増えた資産を、どう使うか?

では、インデックス投資で増えていった資産を、あなたは どう使っていく つもりですか?

「何歳から、どれくらい取り崩すか」まで、はっきり計画している人は実は少ないと思います。
そして心の底では、

  • 取り崩したくない
  • できれば減らしたくない
  • できれば“4%以下で”取り崩して、むしろ増やし続けたい

……という“すけべ心”が顔を出す。

これ、人間として自然です。
コツコツ積み上げたものほど、必要に迫られない限り、上手に使えない。
むしろ「増やすのが得意な人ほど、使うのが下手」になりやすい。

僕はここが、日本人の気質とインデックス投資が噛み合いにくい点だと思っています。
日本人は貯めるのが上手い。けれど 取り崩す(=使う)設計 が苦手になりやすい。

だからインデックス投資は、資産形成としては優秀なのに、人生設計としては出口で詰まりやすい。

投資の神様、90歳を超えるウォーレン・バフェットと人生を交換できるとして、交換しますか?多くの人は断ると思います。(人生やり切って残りの家族にお金を、、、なんて考えないでくださいね)それだけ、時間や若さには価値があります。

であれば

今を大切に生きたい!!!

そう思いますよね。

 

お金を順調に増やしている真面目な多くの日本人にとって、お金は使う方が難しいと思います。なんせ、生活コストも上がっていますし、将来の不安を完全に拭うことは誰にもできません。

必要な「経費」がかかり過ぎて自分や家族の心の余裕のためにお金を使えているのか?そんなことを考えたことはありませんか?今の手取りを増やす方が人生全体を俯瞰したときに「幸せ」になれると思いませんか?

だから僕は、高配当株に力を入れている

僕が高配当株投資に惹かれるのは、投資の“出口”を自然に作りやすいからです。
配当は、強制的に「使う/再投資する」の判断を迫ってきます。

  • 使えば、人生が進む
  • 再投資すれば、資産が進む

この“往復運動”があることで、資産形成が「通帳残高ゲーム」になりにくい。
僕はそこに価値を感じています。

(※もちろん高配当が絶対正義という話ではありません。インデックスでも出口は設計できます。ただ“設計しないと詰まりやすい”のが問題だと思っています)

 

さて、皆さんはどう思いますか??
もちろん、高配当株投資の恩恵を感じるにはそれなりの種銭が必要です。

でも「セールだから買う」

その消費行動・お金の使い方をもう一度踏みとどまって、「本当に価値のある買い物か」考えてみてください。

将来にお金を先送りすることばかりが正しいとは思いません。けれども、「安く感じる」仕組みやトラップに引っかかっているときは判断が鈍りやすいのも事実です。

セールでなくともそれが欲しいのか???

よく考えてみてください。

「価値とは何か」

難しいですね。

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