投資の世界、いきなり本音を言います。
「何を買うか」より前に、まず“手数料”を見ろ。
理由:手数料は確実に取られる。成績は不確実。
この差が、30年で普通に人生をズラします。

1%の手数料って聞いて大したことないと思っているでしょ。消費税は10%だしな。
でも1%の手数料を高いと感じることが大事。「手数料かかるよ」って下のかわいいキャラくらいに思ってると痛い目みます。
ここでは2つの話が少しごちゃ混ぜになっています。
・インデックスとアクティブ運用の話
・投資商品における手数料の話
ただ切り離して考えるほどのことでもないから
同時にしていきます。

難易度3:🐟🐟🐟
カラさ1辛:🌶️
ふざけ度:🤪
インデックスファンドとアクティブファンドって何?
まず「インデックス(指数)」って何?
学校で言うなら、学年の平均点みたいなもの。
株の世界だと、
- 「アメリカ上位500社の平均点(S&P500)」
- 「世界全体の平均点(全世界株指数)」
みたいな“平均”がいくつもあります。
インデックスファンド(=平均点に合わせる)
平均点(指数)と同じ動きを目指す投資信託。
- 狙い:平均でいいから、置いていかれない
- 特徴:やることが少ない → 手数料が安いことが多い

アクティブファンド(=平均点より上を狙う)
プロが銘柄を選んで売買して、平均点(指数)に勝とうとする投資信託。
- 狙い:平均に勝つ
- 特徴:調査・会議・売買が多い → 手数料が高くなりがち
「株とは?」がまだフワっとしてるなら、先にこれだけ
手数料(信託報酬)って何?なぜ怖い?
信託報酬は、ひとことで言うと
毎年ずっと取られる“管理費”
しかも一回きりじゃない。
毎年取られる。
つまり、複利で増えるはずの部分を、毎年ちょっとずつ削る。
手数料って、顔は地味なのに、やってることは結構エグい。

てなわけで。どれほどエグいものか実際に計算してみましょう。
具体例:同じ成績でも、手数料で30年後に829万円ズレる
条件はこう:
- 初回:500万円
- 追加投資:なし
- 「運用の上手さ」は同じで、どっちも手数料前で年**7%**の力はあったとする
- A:信託報酬 年1%
- B:信託報酬 年0.1%
わかりやすくするために、ネット利回りを
7% − 手数料 として計算します(現実は日々控除だけど結論はほぼ同じ)。
- A:年 6%
- B:年 6.9%
結果(30年後):
| 商品 | 年利(手数料後のイメージ) | 30年後 |
|---|---|---|
| A(手数料1%) | 6.0% | 約2,872万円 |
| B(手数料0.1%) | 6.9% | 約3,701万円 |
差: 約829万円(Bが多い)
BはAの約1.29倍。
同じくらい「うまくいった」つもりでも、
手数料の差だけで、30年後に約829万円ズレる。
これが「手数料は確実に取られる」の意味。

実際には信託報酬は、資産残高に対してかかるからもっとダメージは大きい。もう少し厳密に計算すると
Aは2815万円でBは3694万円でその差は874万円になる。

現実:アクティブは実際どれくらい勝ててるの?
ここは“気分”じゃなく、調査データを使います。
Morningstar(モーニングスター)の調査
MorningstarのActive/Passive Barometer(米国版・Year-End 2024)は、
**「アクティブが生き残って、同カテゴリのパッシブ(実在するパッシブファンドの合成)に勝てたか」**で成功率を出します。
- 過去10年(〜2024)で成功したのは“22%未満”(=8割以上は成功できていない) (Contentstack)
- さらに「米国大型株は長期成功率が特に低い」とも述べています。 (Contentstack)
つまり超ざっくり言うと、
アクティブは「勝てる年」はある。
でも「長期で勝ち続ける」のは難しい。
SPIVA(S&P)の調査でも同じ方向
S&PのSPIVA U.S. Scorecard(Year-End 2024)も、カテゴリ別に「指数に負けた割合」を示しています。 (S&P Global)
(細かい数字はカテゴリで変わるけど、**“多くが負ける”**という結論は一貫してます)
じゃあ結論:どっちがいいの?
ここはカラクチに言うところ。
- 家計の基本:低コストのインデックスで「平均点」を取りに行く
- アクティブ:やるなら「趣味」か「一部」。そして低コストが大前提(高コストは不利になりやすい)
なぜなら、
インデックスは“構造で勝つ”。
アクティブは“人を当てる”。
家計でやるなら、当て物は減らした方が平和。
まとめ
- インデックス=平均点でいい。手数料が安いことが多い
- アクティブ=平均点に勝ちたい。手数料が高くなりやすい
- 手数料は毎年確実に引かれるので、複利を削る
- 例:500万円・30年で、手数料差(1% vs 0.1%)だけで約829万円ズレる
- 現実の勝率:Morningstarでは10年で成功は22%未満 (Contentstack)


1%の手数料って聞いてめちゃ高いやん、って思えるようになりましたか?
実際には、これくらいのモンスターに見えていないとおかしいで。
だから、みんながインデックス投資をやるわけです。
日本人は、負けない、みんなやっている、が好きなので
日本人に適した投資手法なのかもしれませんね、、、。
※この記事は投資助言ではなく、我が家の理解メモです。
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