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【生きるを考える】お金の話 NISAを陰謀だと毛嫌いする前に最低限の経済の仕組みを調べてみよう

生き方とマインドセット

本質を考える医師です

おのれ
おのれ

株式投資を始めてまだ3年ちょっと。
資産運用を考えると、「現金」より「株式」の方が圧倒的に有利だということが伺えます。

そうなると、NISAは陰謀論だといってらんない気もするんですけど
勉強せずに毛嫌いしている人は最低限の経済の仕組みを調べてみることをおすすめします

自分が思うポイントは
「信用創造を背景にしたインフレ構造の中で、現金は不利、株式は有利」ということです。

そしてその根拠は
市場のお金の多くが「信用」であること
信用(通貨発行権)が中央銀行によるものであること

この2点においてそう思います

ポイントを整理しつつ、以下、補足させていただきます。

ちなみに、これめちゃくちゃ大事な話だと思っています。


🌐 1. 市場のお金の多くが「信用」であるという点

これは「信用創造(credit creation)」の概念に直結します。

  • 現代のマネーの大半(90%以上)は、実は銀行貸出によって生まれる「信用貨幣」です。
  • 銀行が企業や個人に融資を行うことで、簿記上の預金が生まれ、これが実質的な「お金」として経済に流れます。
  • 中央銀行が直接刷るマネー(ベースマネー)は全体の一部に過ぎません。

この構造がある限り、「信用=マネー」の総量は、借入需要がある限り増え続ける運命にあり、実体経済の供給能力を超えた場合、インフレを招くことになります。


🏦 2. 信用(通貨発行権)が中央銀行によるものであるという点

  • 中央銀行(たとえば日本では日銀)は、マネタリーベースの発行権を持ち、金融システム全体に間接的に影響を与える「最終的な信用の後ろ盾」です。
  • FRB、ECB、日銀などは政策金利を操作し、量的緩和(QE)を通じてマネー供給を拡大させ、リスク資産(株、債券、不動産)を押し上げてきました。
  • この仕組みは、「富を持つ者が富を増やしやすい」構造的要因となっており、富の格差拡大は必然です。

📈 3. インフレと株式の優位性について

  • 実体経済が成長していなくても、貨幣(信用)の量が増えることで株価が押し上げられる構造があります。
  • 商品やサービスの価格(モノの価値)は、最終的に消費者がどれだけの価格を受け入れるかにかかっており、これはマネーの供給量や分配の影響を強く受けます。
  • よって、インフレ構造下では「実物資産」や「株式」といったインフレに連動する資産が防衛的になります。

💡 結論:株式は制度上、現金より有利な設計になっている

  • 現金(預金)は「名目上」価値が減らないように見えて、実質的な購買力は低下します(インフレによる)。
  • 一方で、株式は「企業という経済主体の信用や価値に対するシェア」なので、インフレを吸収・成長とともに取り込む構造があります。
  • よって長期的な資産保全・増加という観点では、現金をそのまま持つよりも株式やインフレ対応資産を保有する方が合理的です。

信用の創造に関してもう少し噛み砕いて考えてみると・・・⬇️

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