今、あなたが目にしている「ニュース」は、本当に“中立”なものなのでしょうか?
テレビ、新聞、ネットニュース、SNS──
これらの情報源は日常に溶け込み、私たちの「当たり前」を作り出しています。
しかし、その背後には「誰が作ったか」「誰が金を出しているか」という極めて重要な視点が潜んでいます。
本記事では、メディアの成り立ちやお金の流れ、SNSの裏側にまで切り込みながら、
私たちが今持つべき「情報との距離感」について考えていきます。

【こんな人におすすめの記事】
- テレビや新聞、ネットニュースの情報に違和感を覚える人
- SNSが「自由な場」だと思っているが、ふと疑問を持つ人
- 情報の真偽がわからず、どう向き合えばいいのか悩んでいる人
- 「メディアって誰のためのものなのか?」と感じたことがある人
- 支配構造やその影響に興味がある人
■ メディアは誰が作ったのか?

近代のメディアは国家権力、財閥、そして軍事との関係から始まりました。
戦争時の大本営発表に見られるように、「情報」は国民を操作する最も有効なツールだったのです。
例えば:
- アメリカでは、ウォール街や軍需企業と深く関係する放送ネットワークが多く設立された
- 日本でも、読売・朝日・毎日など大手新聞社は、戦時中の報道統制に積極的に協力した歴史を持つ
つまり、メディアは最初から「支配する側」が使うために作られた側面があるのです。
■ メディアにお金を出しているのは誰か?

マスコミの収入源は、主に広告費です。
では、その広告を出しているのは誰か?
- 大手企業(製薬、食品、通信、自動車など)
- 政府(広報・キャンペーン)
- 国際的な財団(ビル&メリンダ・ゲイツ財団など)
特に製薬会社は、莫大な広告費をメディアに支払い、
ワクチン報道や健康情報のバイアスに影響を与えていると言われています。
言い換えれば、**「スポンサーに都合の悪い真実は報じられにくい」**のです。
■ SNSは自由なメディアなのか?

一見すると、SNSは自由な言論の場に見えます。
実際、テレビや新聞では報じられない情報が飛び交い、個人発信が力を持つ時代になりました。
しかし、そのプラットフォームも一企業が管理する閉じられた空間です。
- FacebookやInstagramを運営するMeta社
- Google傘下のYouTube
- Elon Muskが買収したX(旧Twitter)
これらは企業活動である以上、国家・政治的な圧力、またはビジネス上の利害で“情報の統制”を行う可能性がある。
事実、Metaのマーク・ザッカーバーグ氏は、バイデン政権下で「コロナワクチンに関する投稿制限」について関与していたとする報道もありました。(※現時点での一次情報は限定的)
■ 情報にどう向き合うべきか?

ここで最も大切なのは、「車間距離」の感覚です。
- 情報は“真実”ではなく“編集された事実”である
- メディアは中立ではなく、“誰かの意図が反映されたフィルター”である
- 自分で検証し、複数の視点から考察する習慣を持つ
これが、私たちが情報社会の中で「支配されない側」に立つための基本姿勢です。
■「正しそうに見えるもの」ほど危険

もっとも恐ろしいのは、明らかな嘘ではなく、“信じたくなる事実”を巧妙に編成した情報です。
- 「専門家が言っているから」
- 「大手メディアが報じているから」
- 「フォロワーが多いから信頼できる」
こうした思考は、私たちから主体性を奪います。
今必要なのは、「誰が言ったか」ではなく、「なぜそう言ったか」「それで誰が得をするのか」という視点です。
【まとめ】
メディアは、情報の受け取り手である私たちに対して、ある“世界観”を提供します。
その裏にある資本、思想、意図を見抜けなければ、知らず知らずのうちに“思考の型”が刷り込まれてしまいます。
だからこそ大切なのは、情報との車間距離を保って走行すること。
鵜呑みにするのでも、全否定するのでもなく、「自分の頭で考え、問い続ける」姿勢です。
あなたの感じる“違和感”は、きっと間違っていません。
その感覚こそが、自由に生きるための最大の防御です。
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