複利ってのは、増えた分にも次から利息(もうけ)がつく仕組みのこと。
100円が年10%で増えると、1年後は110円。
次の年は「元の100円」じゃなくて 110円に10% だから121円になる。
こうやって、雪だるまみたいに増え方がだんだん大きくなる。
うまく利用すれば雪だるま式にお金を増やすことのできる仕組み。

金利、利息、複利。これらは味方につければ心強いし、敵に回せばかなり厄介。どれだけの破壊力があるのかをまずはここで学んでおこう。

複利は 「増えた分も次の年の元手になる」 から、うまく使うと雪だるま式に大きくなっていく。
ただし雪だるまにはコツがあって、
- 小さくても早く転がす(早く始める)
- 長い坂を転がす(時間をかける)
- 途中で触らない(売らない・やめない)
これができるほど、雪だるまは育つ。
具体的な数字があるとわかりやすいから
今回は具体的な数字で示しましょう。
難易度2:🐟🐟
カラさ1辛:🌶️
ふざけ度:🤪🤪
✅ 超ざっくり結論
- 複利で一番強いのは 金額 じゃない。時間 です。
- 少額でも早く始めた人 が、遅くから多く積み立てた人 を、平気で追い抜きます。
- そして一度ついた差は、時間で “増幅” されていきます(※金額差として)。

兄弟の設定(リアルにありがち)
今回は兄弟でいきます。
同じ家に生まれたのに、人生のスタートがちょっと違っただけの話。

兄(タロウ):高卒で18歳から働く。先に「仕組み」を作った

給料は多くない。
でも、だからこそ18歳でこう決めた。
「とりあえず月3万だけ。先に“自動で増える装置”を作る」
- 18〜28歳:10年間だけ 積立投資
- 28歳以降:忙しくなって 積立はやめた(でも売らない)
- 以後ずっと:放置
弟(ジロウ):大卒→結婚→家計を整えて35歳から本気

弟は、ちゃんと“整ってから”始めたタイプ。
大学を出て、それなりに収入はあったけど、
都会に住み、社交的で友人も多く
旅や飲み会など遊興費に給与の多くを当てていた
(それもまた豊かな人生)
30歳で出会った彼女と結婚し、
35歳で長男が産まれたことをきっかけに家計を見直す
投資を勉強して
「今から30年、家計に投資を組み込む」
- 35〜65歳:30年間 積立投資(継続)
積立額・利回り(今回のルール)
- 積立額:月3万円(年36万円)
- 年利:5%(想定)
- ゴール:65歳時点の資産額
※計算は「年利5%を月次で複利(0.05/12)」「積立は毎月末に入金」「税・手数料は無視」で統一しています。
65歳の結果(ここが複利の怖いところ)
結論から出します。数字、置いときます。
| 人物 | 積立期間 | 元本合計 | 65歳時点の資産(年利5%) |
|---|---|---|---|
| 兄(タロウ) | 18〜28歳の10年だけ→放置 | 360万円 | 約2,950万円 |
| 弟(ジロウ) | 35〜65歳の30年 | 1,080万円 | 約2,500万円 |
……はい。
弟は元本を3倍(1,080万円)入れたのに、65歳の資産は兄のほうが多い。
これが複利です。
“気合い” とか “努力” とかじゃない。時間が勝つ。
一目瞭然でしょ。
なぜこんなことが起きるのか?
理由はシンプル。
✅ 複利は「早く入った元手」ほど強い
兄の360万円は、18歳から65歳まで、ざっくり 47年分の成長チャンス を持つ。
弟は35歳スタートだから 30年分 しかない。
複利にとって、時間は “燃料” です。
燃料が多いほうが、勝ちます。
じゃあ、僕らはどうすればいい?
この話の本題は、兄が偉いとか弟がダメとかじゃないです。
言いたいのはこれだけ。
✅ 収入が多いか少ないかより先に
- 早く始める(小さくていい)
- やめない仕組みにする(自動化)
- 売らない(放置)
複利って、才能のゲームじゃなくて、習慣のゲームなんですよね。
最後に
多くの人は「もっと稼いでからやる」って言う。
でも複利はこう返してくる。
「稼げるようになってから?
その時間、もう二度と戻らんぞ」
月3万がキツいなら、月1万でもいい。
勝ち筋は “金額” じゃない。時間を味方につけること。
※注意(いちおう大事)
これは「年利5%で一定」などの前提での例です。実際の市場は上下します。
ただ、上下がある世界でなお「時間が武器になる」という構造自体は変わりません。
番外編
タロウが28歳の時に長男コタロウが産まれました。
この長男に親戚や親からお祝いをそれなりにもらった。
さらにタロウ自身も長男の将来のためにいくらか用意しておいた。
この総額が100万円。
これを貯金せずインデックス投資(年利5%)に回して、長男コタロウが65歳になるまで
手をつけないように指示した。(相続とか税金の話はここでは一才考えないで)
そしてコタロウは約束を守り
65歳になってその資産額を見たら・・・いくらになっていたでしょうか?

そう、だいたい2,300万円
これだけを稼ぐのは大変ですよね。

お祝いでいただいたお金を投資に回すだなんて!!と感情的になるのもわかりますが、冷静に数字を見てください。その貯金は少なくとも成人になるまで渡さないでおくとしても、20年は運用できます。どっちが良いかって話です。
仮に、もしこれを貯金100万円のまま眠らせておいたら?
その間に年平均2%の緩やかなインフレが起きていると仮定しましょう。
コタロウが65歳の時には、どれだけの価値になる?
当時の100円で買えた商品は362円に値上がりしています。
なんと当時の100万円は27.6万円分にまで目減りするのです。
実に72%も減少します。
何も脅しているわけではありません。
これが世の中の仕組みなのです。
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