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最近、「貯蓄型生命保険はぼったくり保険」という認識が、ようやく広まりつつあります。
とはいえ、一家の大黒柱に万が一のことがあったら――。
そのようなケースを想定すれば、「やっぱり生命保険は必要なのでは?」と感じる方も多いでしょう。
もちろん、“保障”としての保険は大切です。
ただし、“貯蓄型の生命保険”となると話は別です。
◆貯蓄型保険の正体は「薄い保障 × 高コスト投資」

そもそも、貯蓄型生命保険という商品は、私たちの将来を守るためではなく、「保険会社の利益を最大化するため」に設計されています。
その商品構造は、以下のような組み合わせ:
- ① 薄すぎる死亡保障(本当に必要な金額は出ない)
- ② 手数料が極端に高い投資信託(中身は“保険会社が売りたい投資商品”)
つまり、保障でも投資でも中途半端。
「どっちつかず」で、どちらの目的も果たしにくい商品になってしまっているのです。
◆じゃあ解約したらどうするの?次の選択肢はコレ

貯蓄型保険を解約した方が直面するのが「返ってきたお金をどうするか?」という問題。
そもそも、貯蓄型保険に入った理由って何だったのでしょう?
- 将来の万が一に備えたい
- 老後や将来のためにお金を貯めたい
この2つですよね。
ならば、もっと効率的で理にかなった方法に変えてみませんか?
✅おすすめの切り替え方法
- 万が一への備え → 掛け捨ての生命保険
- 将来の資産形成 → 自分で投資(例:インデックス投資)
これなら、保険としての目的も、資産形成としての目的も明確に分けて実現できます。
◆「元本割れが怖い」という声に対して

ここでよく聞かれる声がこちら:
「でも、投資って元本割れするんでしょ?」
はい、その通り。
ですが、保険だって早期解約すれば元本割れします。
その理由は明白で、「ごっそり取られる手数料」があるから。
むしろ、手数料で大きく目減りしたうえで、“利回りが低い”というのが貯蓄型保険の実情です。
◆リスクを取るのが怖いなら、そのまま続ければいい

もちろん、投資にはリスクがあります。
そして、十分な運用期間を確保できない場合、元本割れのリスクも高まります。
「少しでも増えるなら安心」「損するのが怖い」
そう思うなら、無理に乗り換える必要はありません。
ただし、少しでも「今のままで本当にいいのか?」と疑問を持ったなら、学んで、考えて、納得して選択することが大切です。
◆まとめ:選択は自由。でも知らないままで損するのはもったいない
これはあくまで一つの提案です。
「余計なお世話」と思う方もいるかもしれません。
ですが、知らずに払い続けて、将来後悔するのはもっと嫌じゃないですか?
世の中には、知っていれば回避できる“損”がたくさんあります。
選択肢は自分で持ち、自分の頭で考えること。
それこそが、真に納得できる資産形成への第一歩です。
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