残クレ住宅ローンに思う 貧富を産む、この世の構造

お金の話

最近、ニュースで「残クレアルファード」ならぬ、「残クレ住宅ローン」という金融商品の記事を読みました。記事というのは「書き手の立場」があるので、誰が書いても多少なりとも「利益相反」が出ます。そういった前提で読むことが大事だと思っています。

僕が対象の金融商品を見て思うのは、「貧富の差をうむこの世の構造」です。

飛躍しすぎでよくわかりませんよね。ちょっと噛み砕いて説明します。

難易度3:🐟🐟🐟
カラさ3辛:🌶️🌶️🌶️
ふざけ度:🤪

残クレ住宅ローンとは?

さて、残クレ住宅ローンですがchat GPTに「中学生でもわかりやすく説明」をお願いしました。

ざっくり言うと

**「家の値段の一部を、最後にまとめて払う(または家を売って精算する)」**タイプの住宅ローンです。

ふつうの住宅ローンは、家の値段をローンで借りて、毎月コツコツ返していきます。
でも残クレ住宅ローンは、最初からこう考えます。

  • 「この家は将来(例えば20年後)でも、これくらいの値段で売れるはず」
  • その“将来の値段”は、いったん 最後まで払わない で残しておく

この「最後まで残しておく金額」が 残価(ざんか) です。

どういう仕組み?(数字で具体例を)

例:家が 4,000万円 だとします。

残クレ住宅ローンで「20年後の残価を1,200万円」と決めた場合、

  • 最初に返す対象:4,000万円 − 1,200万円 = 2,800万円
  • 毎月の返済:この 2,800万円 を中心に返す
    → だから 毎月の支払いが安く見える ことが多い

でも、20年後にこうなります:

20年後の“最後の場面”で3つの選択

  1. 残価1,200万円を一括で払う(ドン!と払う)
  2. 残価1,200万円をもう一度ローンで借りて払い続ける(借り直し)
  3. 家を売って、そのお金で残価を払う(売却で精算)

なぜ「ラクそう」に見えるの?

毎月返す金額が「家の全額」じゃなくて、一部(残価)を後回しにしているからです。
だから最初のうちは「買えそう」と感じやすい。

でも、どこが危ないの?

ポイントは 最後(出口)で勝負が決まる ところです。

① 家が思ったより高く売れないと詰む

「売って精算しよう」と思っていても、

  • 家の価値が下がった
  • その地域の人気が落ちた
  • 近くに空き家が増えた

などで、残価より安くしか売れないと、売ったお金だけでは足りず、差額を自分で払う必要が出ます。

② 残価を借り直すと金利が高い/通らないことも

20年後に

  • 金利が上がっている
  • 収入が下がっている
  • 年齢が上がって審査が厳しい

だと、借り直しが不利になったり、最悪できないことがあります。

③ “先送り”なので、総額で得とは限らない

後回し部分にも条件次第でコストが出ます。
「今ラク」に見える代わりに、将来の不安定さが増えることが多いです。

まとめ

残クレ住宅ローンは、

「毎月は軽く見せるけど、最後に大きな精算が待っている家の買い方」

“買えるかどうか”じゃなくて、
「最後まで安全に払い切れるか」 が超大事。

背景にある社会構造を読み解く

カラクチ
カラクチ

なんでこんな商品が出てきたのか?その背景を知ることが大事

住宅価格が上がり、庶民の給与が追いつかない。
このままでは、普通の人が家を買えなくなる未来が現実味を帯びてきます。

そんな状況の中で、「残クレ住宅ローン」のような商品が出てくるのは自然な流れでしょう。
不動産・建築・銀行業界にとって、住宅が売れなくなることは死活問題です。経済を回すためにも「買ってもらう仕組み」が必要になる。月々の支払いを軽く見せて、購買のハードルを下げる。そういう商品設計の発想が生まれてくるのは当然です。r>gで言えば、r側(資本側)の都合に沿った動きです。

カラクチ
カラクチ

マイホームという夢を叶えたいだと?クソッタレ。

基本的には売る側有利、資本側のための商品

カラクチ
カラクチ

庶民が貧乏になって買えないなら、、、買わせるにはどうしたら良いか??
ジリ貧庶民にも「手が届きそう」な設計を考えることが資本側の戦略。

ただ、消費者目線で見たときに「残クレマイホーム」は、かなり分が悪い戦いになりやすい。
残クレで車を買う構造と似ていて、月々の負担は軽く感じても、最後に重い精算が待っています。出口で条件が悪化すれば、負担が一気に顕在化する。価値が下がる、金利が上がる、収入が変わる——そうした変数が重なった瞬間に、選択肢が狭まり、「結局は負ける」形になりやすいのです。

結局、資本側の仕組みにお金を供給し続ける構造が温存される。


資本は強く、労働者は相対的に弱いまま。貧富の差が広がりすぎれば、今度は“売る側”が困る局面が来ます。買える人が減れば、売るに売れず、経済が停滞し、資本側も自分の首を絞めることになる。

だからこそ次に起こるのは、「買える人を増やす」のではなく、「買えそうと思わせる」商品開発です。
低い給与でも手が届きそうに見える設計で、購買行動を起こさせる。構造としては、負担を先送りし、出口にリスクを集める方向に寄っていきます。

 

リスクを先延ばしにするのが今の経済

ただし、やりすぎれば副作用も大きい。
無理をして買った人が増え、景気後退や金利上昇などで出口が詰まり、破綻が連鎖すれば、貸し手も回収できず共倒れになる。サブプライムローンのように、「買わせる仕組み」が行き過ぎた結果、破綻が社会全体に波及するシナリオは、形を変えて起こり得ます。

結局のところ問われるのは、
「いつまで資本側の設計した仕組みに乗り続けるのか」
そして、
「月々の支払いが軽いこと」と「人生全体として勝てること」は別だ、という現実です。

カラクチ
カラクチ

助け舟に見えるかもしれない「残クレ住宅ローン」。ただの〇〇年後に必ず沈む船、なのかもしれませんよ。

 

まとめ

お金を借りなければ車も家も買えない。
そんな人が多いのは当たり前です。
そして今の経済構造の中で、よりその傾向は強くなり
今や、建築費のインフレや土地価格のインフレにより
一部地域では借りることさえできないくらいに前提が変わってきています。

経済は2択を強いられています。
不動産価格の暴落か金融商品で誤魔化すか
そんな中、苦し紛れにさらに将来のリスクの高まる金融商品が設計され販売され始めているようです。
今はいいかもしれませんが
将来、破綻者が激増し
社会問題になるかもしれないですね

これから「残クレ住宅ローン」を使ってもいい人、ダメな人
みたいなタイトルの記事や動画がいっぱい出てきそうですが
そもそも、使ってもいい人の条件は、かなり限られるはずです。
明らかなのは「価値の下がらない、もしくは上がる物件」であることだと思います。

そんな当たり前のこと
そんなこと誰にもわからない
と、思うのならば
残クレ住宅ローンから手を引くべきです。

と、個人的には思います。

そしていつの日か、残クレ住宅ローン破綻の2060年問題、みたいなことが叫ばれていそうです。

こういうのって
制度設計の時点でわかっていると思うんですけど、、、
後になって急に騒ぎ立てるんですよね、、、。

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