就学前に必要なのはそんなことなのか?

マインドフルネス

大学病院の勤務医です。

就学前の子供にどんな習い事をさせるかどうか悩んでいる人も多いと思います
そしてその習い事のために都会に移り住むという計画をする人も多いのではないでしょうか

公文
リトミック
そろばん
水泳
サッカー
体操
ピアノ
バイオリン
英語

たくさんの習い事があると思います。

子供が楽しんでやっていれば別にいいと思います。
けど、望んでいないならば
それは本当に子供のためなのでしょうか?
親の時間確保のために預けているだけではないでしょうか?
未就学児が分数や掛け算をできる必要があるのでしょうか?

もっと大事なことがあるのではないかと感じます。

親の愛情は足りていますか?
スキンシップは足りていますか?
両親が本を朗読してあげる時間はありますか?
家族揃って食卓を囲っていますか?
食卓で会話はありますか?

分数や掛け算は何年後かにできるようになります
なんなら計算機がやってくれます
論理的な思考や判断力、強い心に計算力は決して必要ではありません

今しか養えない力と自信があると思うんです。

自分が小学生のころ
塾で学校の授業よりも先を習っていて得意げな同級生が何人かいました
中学生くらいまで成績も良かったです
でも、そこが限界なんだろうなと感じていました。
なぜなら、話していて本当に頭がいいとは思えなかったからです。

小学生から勉強を頑張るとガス欠すると思います
大学受験の時にはガス欠している人をよく見かけます
むしろ高校2年生くらいから目標を見つけて頑張り始める方が
伸び代、伸び幅は大きいんじゃないでしょうか?

小さい頃からのガリ勉が成功しているイメージが自分の中で全くありません。
自分の周りには雑草みたいな人が多いからかもしれません
そして、本当に賢い奴は
頑張りどころを自分でわかっています

そして、学校の勉強の先にある本質に気づいているかどうか?
これが大学を出てから
社会に出た後の立ち振る舞いに影響すると思います。

そのような力は
生まれ持った性格なのか
幼少期の経験とその時に養った力なのか?
少なくとも計算力ではない気がします。

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