本質を考える医師です。
ふと、ニュースによく出るイーロンマスク氏
彼をみて思ったのが、テスラってエジソンほど有名じゃなかったよねって。
そこで・・・
はじめに:なぜ私たちはエジソンばかりを知っているのか?
子どもの頃、ほとんどの人が一度は「エジソン」の伝記を読んだことがあるでしょう。電球を発明した“努力の人”として、日本でも教科書に登場するほどの偉人です。
しかし、もう一人、電気の歴史を語るうえで絶対に欠かせない名前があります。
その名は ニコラ・テスラ。
エジソンとは異なり、テスラの名前は学校ではあまり教わりません。それどころか、大人になるまでその存在すら知らなかったという人も多いでしょう。
なぜ彼は歴史の表舞台から“消された”のでしょうか?
この記事では、そんなテスラに関する陰謀論的視点も交えながら、現代の「テスラ社」やイーロン・マスクの思想とのつながりまで掘り下げていきます。
エジソン vs. テスラ:2人の発明家の対照的な生き様
エジソンは言わずと知れた「発明王」。電球、蓄音機、映画など、私たちの生活を一変させる発明を次々と生み出しました。ただし、その多くはエジソン個人というよりも、彼の研究所で働いていた多くの技術者の力によるものでした。彼は「発明をビジネスにする才能」に秀でており、知的財産としての価値を世に広める能力に長けていました。
一方の ニコラ・テスラ。彼は交流電流(AC)という、現代の送電システムの基礎を発明し、世界中の電力インフラに革命をもたらしました。しかし彼はビジネスよりも「人類全体の進化」に情熱を注ぎ、あまりにも先進的で、あまりにも“支配層に都合の悪い”発明をしてしまったのです。
闇に消された?テスラの天才的技術とウォーデンクリフ・タワーの謎
テスラが最も夢中になっていたのが、無線で電力を送る技術です。
彼が建設を進めていた「ウォーデンクリフ・タワー」は、地球の地殻を使って世界中にフリーエネルギーを送電するという壮大な構想の一部でした。資金提供者だった銀行家J.P.モルガンは、テスラの目的が「誰にでも無料で電気を送る」ことだと知った途端、資金援助を打ち切ります。
考えてみれば当然かもしれません。もしテスラの構想が実現すれば、電力会社も石油会社もビジネスが成り立たなくなってしまいます。つまり、「既得権益を根底から揺るがす発明」だったのです。
そしてその後、テスラの研究ノートや設計図は、彼の死後FBIに押収されました。現在も一部は「国家機密」として封印されているとも言われています。
現代に蘇るテスラ思想:イーロン・マスクの本当の意図とは?
ここで思い出されるのが、現代の革命児 イーロン・マスク。
彼の企業「テスラ」は、なぜニコラ・テスラの名を冠しているのでしょうか?
実はマスク自身も、テスラに深く敬意を表していることで知られています。単に電気自動車を作っているからではなく、「抑圧された技術を再び解き放ち、地球の未来を変える」という思想において共鳴しているのです。
SpaceXで宇宙を目指し、Starlinkで自由な通信を可能にしようとしている彼の動きには、どこかテスラの夢の続きが透けて見えるようです。
陰謀論?それとも現実? いまなおささやかれるフリーエネルギーの存在
実は、テスラが遺した「フリーエネルギー技術」は、すでに何度も発見されているという説も存在します。しかしそれらは、どれも表に出ることなく消されてきた…。
- エネルギーが“無料”になってしまえば、石油産業や電力会社はどうなるか?
- 技術を独占してきた支配層にとって、それは「都合が悪すぎる真実」ではないか?
こうした背景が、フリーエネルギーの存在が長年闇に葬られてきた理由だと主張する人もいます。
そして今、私たちはその“消されたはずの真実”を、マスクや新しい時代の科学者たちが少しずつ取り戻している過程にあるのかもしれません。
結びに:歴史とは、誰かにとって都合の良い物語
私たちが「知っていると思っていたこと」は、本当に“真実”なのでしょうか?
子ども向けの伝記にエジソンばかりが登場し、テスラの名前が出てこないのは偶然でしょうか?
教育、メディア、常識――それらが作り出す“公式の物語”の裏には、しばしばもう一つのストーリーが存在します。そして今こそ、その「裏の歴史」に目を向ける時期に来ているのかもしれません。
イーロン・マスクのテスラが象徴するのは、ただのEVではなく、かつて抑圧された未来の技術の復活なのです。
あとがき
この記事がきっかけで、エジソンとテスラの物語をもう一度“自分の頭で”考えてみたくなったなら嬉しいです。そして、世の中の常識を一歩引いて見る目を持つことが、未来の選択においてもとても大切になるはずです。
あなたの身の回りにも、「知らされていない真実」はきっとある。
そんな視点を持てる人が一人でも増えることを願って。
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