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【後悔しない家づくり】構造材は「檜の無垢材」が圧倒的におすすめな理由|医師が本質から考えた選択

住まいのこと

はじめに

あなたは家に何を求めますか?

こんにちは、本質を考える医師です。

もうすぐ自宅が完成するにあたり、改めて「家に求めるべき本質的な価値」について考えてみました。

あなたは、家づくりで最も大事にしたいことは何でしょうか?

私には明確な優先順位があります。

  1. 長持ちすること
  2. 快適であること
  3. 予算内であること
  4. オシャレであること

見た目やコストも大切ですが、それ以上に重視すべきなのが「構造材=家の骨組み」です。

結論から言うと、私は「檜(ひのき)の無垢材の柱」を選びました。

この記事では、なぜそれが最良の選択だったのかを、ホワイトウッドの集成材と比較しながら、本質的な視点で解説していきます。


なぜ「檜の無垢材」を選んだのか?

木造住宅の柱=構造躯体は、家の耐久性・快適性・安全性を左右する非常に重要な部分です。

多くのハウスメーカーはコストや施工性を理由に「ホワイトウッドの集成材」を採用していますが、それが本当に住む人にとってベストな選択なのでしょうか?

選択には「知ってて選ばない」のと「知らずに選べない」の2種類がある

情報を持っていれば納得のいく選択ができますが、知らなければハウスメーカーに言われるがまま、数十年先に後悔する可能性もあります。

あなたはオシャレさばかり追求して、構造の本質を見落としていませんか?


ホワイトウッド集成材 vs. 檜の無垢材|性能比較

比較項目ホワイトウッド集成材檜の無垢材
耐久性❌ 腐りやすい✅ 100年以上もつ
シロアリ耐性❌ 弱い(要防蟻処理)✅ 強い(天然の防蟻性)
耐水性❌ 湿気で劣化しやすい✅ 湿気に強い
強度◯ 均一✅ 経年で強度が増す
初期コスト✅ 安い❌ 高い
施工性✅ 扱いやすい❌ 手間がかかる
メンテナンス❌ 定期的な処理が必要✅ 最小限でOK

結論:檜の無垢材は「長く安心して住みたい人」に最適

特に「耐久性・耐水性・シロアリ対策」の点で、檜は明らかに優れています。


ハウスメーカーが集成材を好む本当の理由

ホワイトウッド集成材は、住む人にとってよりも、売る側(ハウスメーカー)にとって都合の良い材料と言えます。

  • 軽くて加工しやすい → 工期短縮、職人の技量に依存しない
  • 品質が均一 → 施工の標準化が可能
  • 安価 → 販売価格を抑えやすい

一方で、長期的な性能は犠牲になるため、数十年住む家には不向きです。

ハウスメーカーの中には、自社で林業を手がけているところもあります。そういった会社では、一本の丸太から取れる質の良い無垢材を工務店や外部業者に販売し、自社では残った端材を接着剤で貼り合わせて「集成材」として使用するケースがあります。これにより材料コストを削減しつつ、構造材としての体裁を保っているのです。
一見合理的な仕組みですが、実際には“無垢材の良質な部分”が使われていない家が出来上がることも少なくありません。つまり、ハウスメーカーにとって都合のいい「集成材」という選択が、必ずしも住む人にとっての最良ではないこともあるのです。


防蟻処理にかかる隠れたコスト

ホワイトウッドには防蟻処理が必須。しかも5年ごとの再処理が推奨されており、以下のような維持費がかかります。

項目初期コスト維持費
薬剤処理5~15万円5年ごとに10~20万円
ベイト工法10~20万円毎年1~5万円
檜の無垢材0~5万円基本的に不要

初期費用が安く見えるホワイトウッドも、30年スパンで考えると結局高くつく可能性があります。


こんな人には「檜の無垢材」がおすすめ!

  • 50年以上住みたい家を建てたい
  • 湿気の多い地域に住んでいる
  • メンテナンスを減らしたい
  • 子や孫に住み継いでほしい

さらに、現代の住宅は、昔の日本家屋のように“何十年、何百年と住み継ぐ”ことを前提に作られていないケースが多く見受けられます。構造材として集成材が多用されることで、耐久性や経年劣化への強さが犠牲になることもあるのです。


一方で、檜の無垢材は、時間が経つほどに強度が増すという特性もあり、まさに“長く安心して住める家”を求める方にとっては理想的な素材です。長期的な視点で「家」という資産を考えるなら、初期コストよりも“家の寿命”や“住み心地”を優先した選択が重要です。


まとめ:あなたの家、本当に「いい家」ですか?

見た目の良さや短期的な価格だけで家づくりをしていませんか?

長く住める、安心して暮らせる家をつくるには、構造材の選択が極めて重要です。

「家は一生モノ」と言いますが、その“一生”が本当に続くかどうかは、柱一本の選び方にかかっているかもしれません。

私は医師として、そして家族を守る一人の父として、「檜の無垢材」という選択をしました。

あなたの家づくりが、後悔のないものになりますように。

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