本質を考える医師です。
大事なことは何回も言いますが、太陽光パネルを注文住宅の乗せるのは投資としては非常に魅力の低いものだと考えています。
そこで、ありったけのデメリットを並べてChat GPTに質問してみました。
太陽光パネルの設置義務化について、投資としての魅力の低さや、中国製パネルの問題、健康・環境負荷など、さまざまな観点から疑問を持たれているのですね。
確かに、東京都の義務化政策は賛否が分かれる部分があります。補助金を通じて特定の企業や業界が利益を得る構図も指摘されており、政策の背景には経済的・政治的な要素が絡んでいる可能性も考えられます。
また、中国製の太陽光パネルに関する問題は、①人権問題（ウイグル自治区の労働問題）、②市場競争（ダンピングや補助金による価格競争）、**③環境負荷（生産時のCO2排出や廃棄問題）**など、多面的に議論されています。特に欧州が中国製パネルの輸入を制限しようとしている流れは、世界的な脱中国依存の動きと関連しています。
電磁波の影響については科学的な結論は出ていないものの、健康リスクを懸念する声はあります。さらに、太陽光パネルの廃棄は今後大きな課題となるでしょう。耐用年数が20～30年とされており、これから大量の使用済みパネルが廃棄されることになります。適切なリサイクル技術や処理体制が整っていないと、環境負荷が高まる懸念もあります。
東京都の政策が今後どのような影響をもたらすのか、引き続き注視する必要がありそうです。
太陽光パネルの廃棄コスト
太陽光パネルの廃棄費用は、1kWあたり5,000～10,000円が一般的な相場です。標準的な住宅用の太陽光パネル（4～5kW）を撤去・廃棄する場合、20,000～50,000円程度かかることになります。
ただし、以下の要因によってコストが変動します：
- パネルの種類：シリコン系（結晶シリコン・薄膜シリコン）や化合物系（CIS、CdTe）によって処分方法が異なる。
- 処理方法：リサイクルが進んでいる自治体や業者では比較的安価。埋立て処分が必要な場合は高くなる。
- 運搬費・人件費：地域によって大きく異なる。特に離島や山間部では高額になりがち。
- 撤去費用：屋根から降ろす作業費用が別途かかる。撤去込みで10～20万円程度になるケースも。
修理費用（足場設置を含む）
太陽光パネルの修理は、部分的な交換か全体修理かで費用が大きく異なります。
- 軽微な修理（コネクタの交換など）：数万円程度
- パネル1枚の交換：5～10万円程度（パネルの種類・メーカーにより変動）
- パワーコンディショナーの交換：20～50万円（寿命は10～15年が一般的）
- 架台・配線の交換：10～30万円
さらに、屋根に設置されている場合は足場が必要になります。足場設置費用は15～30万円が一般的です。したがって、足場を組んで太陽光パネルを修理・交換する場合、総額で30～80万円ほどかかる可能性があります。
結論
太陽光パネルは導入コストだけでなく、廃棄や修理にも相応の費用がかかるため、長期的なコストを考慮することが重要です。特に、義務化によって設置を迫られるケースでは、撤去費用や将来のメンテナンス負担も十分に検討するべきでしょう。
戸建住宅における太陽光発電投資は儲かるのか？
結論から言うと、**「太陽光発電は投資としてはリスクが高く、利益を確保するのが難しい」**と言えます。同じ金額をインデックス投資に回した方が、リターンが高くなる可能性が十分にあります。
① 初期費用と回収期間
一般的な戸建ての太陽光発電システム（4～5kW）の導入コストは120～180万円程度。
仮に年間で売電＋電気代削減によって8～12万円のメリットが得られるとすると、回収期間は10～15年になります。
しかし、以下のリスク要因を考えると、回収が思ったより難しいことがわかります。
1. 売電価格の低下
- FIT制度（固定価格買取制度）の買取価格は年々下落しており、現在では1kWhあたり16～19円（2024年時点）。
- 2010年頃は1kWhあたり40円以上で売電できたが、現在はその半分以下。今後さらに下がる可能性も。
2. メンテナンス・修理費用
- パワーコンディショナー（約20～50万円）は10～15年で交換が必要。
- 屋根の防水や架台の点検も必要で、修理費が発生する。
- もし不具合が起きて発電量が落ちれば、収益性はさらに低下。
3. 天候や立地の影響
- 日照時間が短い地域では発電量が少なく、収益が大きく減る。
- 屋根の向き・角度が最適でない場合、想定発電量を大きく下回る。
② インデックス投資 vs. 太陽光発電のリターン比較
仮に太陽光発電に150万円を投資した場合と、同じ金額をインデックス投資（S&P500など）で運用した場合を比較すると、次のようになります。
1. 太陽光発電のリターン
- 年間8～12万円のメリット（売電＋電気代削減）
- 回収期間10～15年
- 修理・撤去費用が発生（追加コスト）
- 10～15年後の利益は最大120～180万円ほど（修理コストを考えるとさらに減る）
2. インデックス投資（S&P500）
- 平均年利 7～8% で運用可能（長期実績に基づく）
- 150万円を15年間運用すると、約420万円（年利7%）
- 売電収益よりはるかに高いリターン
- メンテナンスや撤去の追加コストなし
③ 結論：インデックス投資の方が圧倒的に有利
✅ 太陽光発電は「投資」というより節約手段の一つ
✅ 売電価格の低下やメンテナンス費を考えると、利益がほとんど出ない可能性が高い
✅ 同じ金額をインデックス投資に回せば、長期的に大きなリターンが見込める
太陽光パネルの設置は、環境意識が高い人や電気代を抑えたい人にはメリットがあるかもしれませんが、純粋な投資としては魅力が薄いと言えます。「利回りの低い長期投資」になりがちなので、投資目線ではインデックス投資の方がはるかに有利でしょう。
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