家づくりの中で「土地選び」は最初にして最大のハードルとも言えます。
価格や立地、広さなど物理的な条件はもちろん大切ですが、
私はそれ以上に「その土地でどんな暮らしができそうか?」という直感を重視しました。
この記事では、私が土地選びで意識したことや、最低限避けたかった風水的なポイント、
そして最終的に「ここに決めよう」と思えた理由について、実体験を交えながらお話ししたいと思います。
◆風水にこだわりすぎなくてもいい。でも「最低限の知識」は持っておくと安心

私はもともと風水に詳しいわけではありませんでした。
ただ、「これは避けた方がいい」という一般的なポイントだけは事前に知っておくようにしました。
なぜなら、そういった土地には実際に物理的なリスクや暮らしにくさが隠れていることが多いからです。
私が避けたかった土地は以下のようなものです:
- T字路の突き当たり:車の突入リスクや、気がぶつかってくるとされる
- カーブの外側:視界が悪く、事故の心配がある
- 線路のすぐ近く:騒音・振動・地価の下落リスク
- 周囲より低い土地:水害リスク、湿気がこもりやすい
- 隣家の角がこちらを向いている(尖角煞):精神的圧迫感やトラブルの原因になるとも
結果的に、これらに当てはまらない土地を選ぶことができ、
「悪い土地を避けられた」という安心感はありました。
◆最終的な決め手は「その土地での暮らしが想像できるかどうか」

土地選びで私が一番大事にしたのは、
「この場所に家を建てて、家族と明るく暮らしている姿が浮かぶか?」
という感覚でした。
現地を何度か訪れ、時間帯を変えて雰囲気を感じてみる。
朝の陽当たり、夜の静けさ、近隣住民の雰囲気…。
地図やスペックだけでは分からない“空気感”を自分の目と肌で確かめました。
最終的に、「ここなら気持ちよく暮らせそう」と自然に思えた場所が、今の我が家の土地です。
◆風水的に「避けた方がよい」とされるその他の土地の例

参考までに、風水の観点で「一般的に避けられている」とされる土地を以下にまとめます。
迷ったときの判断材料として、知っておいて損はないと思います。
- 三角形の土地:エネルギーが不安定になりやすい
- 袋小路の最奥:気の流れが滞りやすく、閉塞感がある
- 墓地や火葬場の近く:心理的な抵抗感や気の沈みが起こりやすい
- 送電線・鉄塔の真下:健康面・精神面への影響が心配されがち
- 川の合流点や急流沿い:水の勢いが強く、気も落ち着かないとされる
- 隣接地に空き家や管理されていない土地:周囲の環境に悪影響を及ぼす可能性
もちろん、必ずしもこれらが悪いというわけではなく、
「自分が気にならないか」「生活の質にどう関わってくるか」を冷静に判断することが大切です。
◆まとめ:土地選びに正解はない。でも「自分の感覚」は信じていい

土地選びにおいて、「完璧な条件」がそろった土地はまず存在しません。
だからこそ、自分の中で譲れない条件と、ある程度妥協できる部分を見極めること。
そして最終的には、「ここで暮らしている未来が、自然と想像できるかどうか」が何よりの判断材料になると私は思います。
風水に頼りすぎず、でもちょっとだけ気にしてみる。
直感を大切に、
家族と安心して暮らせる土地に出会えることを願っています。
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