
本質を考える医師です
医師は高収入ですが、同時にその収入を狙った商売が横行していると感じています
特に多忙な若手は「防御力ゼロ」です
そんな人のために、マネーリテラシーの超入門をまとめてみました
ご参考になれば幸いです
はじめに:なぜ医師は狙われるのか?
医師は高収入で社会的信用もある一方で、マネーリテラシーが低く、狙われやすい職業です。
学生時代は医学一筋、社会やお金の仕組みに触れる機会はほとんどありません。
その結果、ワンルーム投資や高額保険など、**「見えない落とし穴」**に気づけないまま契約してしまうケースも。
本記事では、そんな医師の皆さんに向けて、最低限知っておくべきマネーリテラシーの視点を、わかりやすくお伝えします。

病院にかかってくる営業の電話とかはわかりやすいけど、窓口で契約する保険なんかもやばいものが多いと気づけるかどうか
第1章:ワンルーム投資、なぜダメなのか?
- 「節税になりますよ」という甘い言葉に乗って、築古の区分マンションを買わされるケース多数。
- 実際は管理費・修繕積立金・空室リスク・資産価値の低下で赤字に。
- 節税どころか将来売却できずに負債だけが残ることも。
👉 ポイント:利回りではなく、**キャッシュフローと出口戦略(売却)**を考えること。

損して節税とか、なんか間違っているとは思わないですか?
販社の儲けがたっぷりのった価格で、あり得ないような好環境でのシミュレーションを見せられて、、、
不動産売買って手数料(3.3%)もめちゃくちゃ高いですよ、そういったコストもバカにならないです。

第2章:保険=安心、とは限らない
- 医療保険やがん保険、外貨建て保険などに多額の保険料を払っていませんか?
- 実は、公的保険制度(高額療養費制度など)で、医療費の自己負担は限定的。
- 外貨建て終身保険は、手数料と為替リスクが大きく、資産形成としては非効率。
👉 ポイント:保険は「最悪の事態に備える」もの。貯蓄や投資とは分けて考える。

同期がソ○ー生命に月5万生命保険料を払っていると自信まんまんに話していました。固定費としてめちゃくちゃ高くないですか?何を保証してくれるんですか?

第3章:開業コンサルに注意せよ
- 「医師専門」とうたうコンサル会社が高額な内装や設備を提案し、キックバックで儲けているケースも。
- 開業費用が1.5〜2倍に膨らんでいたという話は珍しくありません。
👉 ポイント:複数社から見積もりを取り、知識のある第三者に相談する。

ここでぼったくられると地獄の開業生活。クリニックが休みの日は、当直バイトで損失を補うという話も。
第4章:「信用してしまう性格」が落とし穴になる
- 医師は普段、患者と信頼関係を築く仕事。
- その誠実さや優しさが、悪質な営業やコンサルにとっては好都合に働いてしまうことも。
👉 ポイント:「信頼できる人からの紹介」も要注意。相手の“儲け方”を考える癖を。
第5章:マネーリテラシーを高めるシンプルな習慣
- 月に1冊、本を読む(例:『お金の大学』や『バビロンの大富豪』)
- 投資や税金に関するYouTubeやVoicyを1日10分でも聞く
- 自分が検討している商品を、**“人に説明できるか”**で判断する
👉 ポイント:「誰かに任せる」のではなく、自分で判断する最低限の力を持つことが一番の防御です。

書籍やネットで情報を得やすい時代になりました。後回しにしがちなことですが、長く医療に向き合うには必要な知識だと思っています。
「お金の大学」🦁と「バビロンの大富豪」は自分も買って熟読しました!!!
💬 おわりに:お金を守るのは「賢さ」より「習慣」
医師であるあなたが、本業に集中できる環境を保つためにも(これが大事!!!)、
自分と家族のお金を守る最低限の知識と疑う力を持つことは、現代における「自己防衛」の一つです。
知識があるだけで、無駄な契約・リスク・後悔を回避できる世界が広がります。
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