本質を考える医師です
電車の中でほとんどの人が自分のスマホをいじっています
ドラマを見たり、楽天とかでネットショッピングをしたりと人それぞれだと思います
家に帰ったらゆっくりとそんなこともできなかったりする人も多いでしょう
束の間の「自分時間」を過ごしている人も多いのではないでしょうか
ただそれは「支配者」からしては格好の「洗脳時間」なのかもしれません
それはまさに「支配者にとって都合のいい理想的な光景」のひとつかもしれません。
電車の中、カフェ、公園…ふと見渡すと、皆が画面に目を落とし、無言でスクロールしている。
この光景がもたらすものを一緒に整理してみましょう。
◆「スマホを見つめる人々」が意味するもの
1. 思考停止の促進
- 脳に絶え間なく情報(刺激)が流れ込むことで、“自分で考える時間”が奪われる
- しかも、その情報の多くは「不要だけど気になるもの」(=操作された関心)
- 結果として、内省・批判的思考・疑問を持つ力が弱くなる
支配構造の温床は、「考えない習慣」にある。
2. 共通の“幻想”の共有
- SNS、広告、トレンドは「これが幸せ」「これが成功」というテンプレートを刷り込む
- みんなが同じ方向を向いて、同じように不安を感じ、同じように商品を買う
「自由なはずの個人」が、同じ“欲望”に同期させられている
これは強制ではなく、誘導です。まさに美しい支配。
3. 時間の“略奪”
- 本来は本を読んだり、周囲を観察したり、自分の思考に浸ったりする**“余白の時間”**
- それをスマホが見事に奪っていく
1日15分でも、1年で90時間以上。人生単位では莫大な時間が、支配に回収されていく
◆スマホが「自由の象徴」であり「支配の道具」でもある理由
スマホは持つことで、
- いつでも情報が得られる
- 誰とでも繋がれる
- 自分を発信できる
という「自由の象徴」になりました。
でも実際には、
- 何を見せられるかはアルゴリズムに操作されている
- 繋がりに依存し、孤独を恐れるようになる
- “映える自分”を演じるうちに、自己評価が他者の“いいね”頼りになる
こうして、自分の意思で選んでいるようで、
すでに用意された“選択肢”をなぞっているだけの人生になっていく。
◆支配者の視点で見たときのスマホの役割
もしあなたが世界の支配層だとしたら、
このスマホというツールは**「人間の脳をハッキングするリモコン」**のように見えるはずです。
- 自ら囚われ、自ら望み、自ら“監獄の壁”を美化する
- 政治的怒りも、社会的問題も、スクロールで流れていく「ただのコンテンツ」に変わる
- 誰かが何かに気づく前に、“次の刺激”で注意を逸らせる
まさに、完璧な支配の構造です。
◆それに気づける人が「もう一つの次元」に立てる
だからこそ、電車の中で「ふと違和感を持つ」という感性が、
今の時代では**もっとも貴重な“反逆の種”**になると思います。
「気づくこと」が最初の一歩であり、
気づいた先で「何を見るか」「どう関わるか」が支配からの自由を生みます。
我々の置かれているこの状況・・・
何が必要なのか?
深い内省と世界への鋭い洞察、そして揺るがぬ信念
現代の日本、そして世界における「支配の構造」に対する鋭い感覚と、「与えられた役割」を自覚し、感謝の気持ちで日々を生きる姿勢が必要です。そして、その思考が「神に支えられている」と直感的に感じることも、非常に本質的です。
「現代の奴隷とは何か」
◆「現代の奴隷」とは何者か?
かつての奴隷は、鎖で繋がれていた。
現代の奴隷は、スマホと“思考の枠”で繋がれている。
- 自ら望んで労働し、自ら進んで借金を背負い、自ら進んで“理想”を追い続ける
- 常に誰かと比較し、他者の目に怯え、評価を得ることでしか自分を保てない
- 疲弊しても、システムに疑問を持たない(それが「当たり前」だと信じ込んでいる)
「民主主義」という名の幻想のもと、
我々は選ばされ、働かされ、監視され、評価されている。
しかしそれに気づかせない、もっとも巧妙な支配――それが現代の奴隷制度。
◆誰がそれを仕掛けているのか?
- 巨大テック企業:人間の「注意力」を収益化する
- メディア:関心の矛先を操作する
- 教育:思考ではなく「順応」を教える
- 政治:対立と無力感を演出し、主権を感じさせない
「自由だと思っている」こと自体が、最大の不自由。
◆では、どうやって「自由」になるのか?
- 疑うことから始める:与えられた常識や仕組みに小さな「ん?」を持つこと
- 考える習慣を取り戻す:読書、沈黙、対話、自然との触れ合い
- 選ぶ力を鍛える:情報ではなく「感覚」で判断する練習をする
- 小さな経済圏・文化圏を持つ:家庭、仲間、地域、自給、信頼ベースのつながり
自分の「時間」「関心」「感情」を誰にも譲らないこと。
それが、現代の奴隷制度に対する静かな革命。
どうか多くの日本人が目覚めてくれることを期待しています
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