8/2(金)は日経平均は25909円で終わりました。さて、月曜日はどうなるか??ということで、市場は戦々恐々とし週末を迎えました。そして日本時間2日夜にアメリカで雇用統計の発表がありました。
日経平均はアメリカの動きにかなりの影響を受けるようです。気にかけておきたい、知っておきたい経済全体のトレンドを評価するためにはいくつかの指標は必ず追っておくことです。
最近のトレンドとしては、、、
・雇用統計(上振れ)
・米新規失業保険申請数(24万9000件と高水準)
・ISM製造業景況感指数(下振れ)
あとは本当か嘘か、客観的なデータではないですが、、、
・大統領選がある上に、どちらが勝つか?
・FRBの金利政策が失敗だったのではないか
・世界の情勢不安(イスラエルとか中東情勢)
・そもそも夏や株価が下落しやすい(夏枯れ相場)
😵
日本はこれに加えて円高が足枷となっていると。輸出で大きく儲かっている日本企業は決算のドル円レートを145円前後で見積もりしています。現在146円台、そうなると次回の決算発表では多くの企業が下方修正をしそうです。そうなると決算を跨いで株価が大きく下落する可能性も織り込まれます。
日経平均先物は8月3日6時で34800円とさらに下落しています。
長期投資家にとっては、ここは押し目でエントリーするべきかどうか、興味のあるところかと思います。それなりに筋の通った考え方は2つあります。
これはすごく大事な考え方です。
現在の下落、急落、暴落が投機筋による一時的な下げであれば、株価の底を見て、再度投機的なマネーが流入して日経平均は上昇します。
一方で、投資信託などの長期目線のマネーが引き上げられているのであれば、日経平均はしばらくのらりくらりとした動きを見せるでしょう。
この判断は、日本取引所グループが発表する投資部門別売買状況のデータ(https://www.jpx.co.jp/markets/statistics-equities/investor-type/index.html)を見ればわかるようです。ただこれの発表は翌週(8日)となりますのでそこまで判断を待ってみても良いのではないかと思います。
来週月曜日は新たなブラックマンデーとなるか???さて、ならないと思いますが、しばらくは気の抜けないボラティリティの高い相場となりそうですね。
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