具体的に、自分がどうありたいかをイメージすることは良い結果を生むためにとても重要なことだと思います。この世の事象の全てが科学的に説明できないからこそ、そのような見えない力を信じて自分の力に変えていくことが大切なのではないでしょうか。
ただあまりにも根拠や知識の裏付けがない状態でそれらを信じることは極めて危険なので、何かしら勉強することが大事です。
難しい専門書や教科書を広げて一から学ぶことも大事ですが、すでにその道で先を行くお手本から学ぶことも一つの学習方法だと思います。
何か新しいことに挑戦するとき、自分より先に行く諸先輩方の意見をしっかりと耳を傾けて、自分の中に取り込んでいくことは非常に大事なことだと思います。
大袈裟に言えば歴史から学ぶということです。
人類は全体として進化していることが多いと感じます。
自分が専門とする医学の分野、特に手術技術の習得に関しても、自分が10年で習得してきた到達度は、後輩たちは6、7年で達成できるような気がします。
それは指導とこれまでの知見の蓄積によるものが大きいと思います。自分が試行錯誤してきた経験はショートカットして、「結局はこうする方がいい」という結果を伝えることがきます。後輩はさらにそこから進んだ先で、より高いところで試行錯誤をしてくれることでしょう。
そうやってこれまでに経験してきたこと、四苦八苦してきたことを上手に後輩たちに伝えていくこと、継承することがとても重要で、それにより人類全体で進化していくことが大切です。
話は少しそれましたが、日本版ブラックマンデーもその後は順調に株価を戻しました。
株式投資に関しても、普段から誰のいうことを信用するか?は大事だと思います。ただ、誰か特定の人を信じきって追従するのではなく、その人の意見をうまく自分で噛み砕いて判断基準として参考にする、程度が大事だと思います。
よく考えず真似だけをするのは危険です。
自己責任の世界です。
何かあっても他人は何もしてくれません。
日頃から人のせいにしていると、自分の思考が鈍っていきます。
しっかりと自分で責任を取ることを肝に銘じておくことです。
この1週間は過去のブラックマンデーとは異なる株価の動きとなったようです。上がるか下がるかはやはり誰にもわかりませんね。
慌てた日銀が、どんどん利上げをしていくぜ!という発信を訂正するような態度を取ったからだとする意見が多いように感じています。
通常よりも3倍も空売りを仕掛けていた機関投資家がいたとか。
これが連携プレイであったのかは不明ですが、そこは考えても仕方ないことで、事実として「仕掛け」が必ずあるので、それに気づくことや、そのようなことが起きても耐えられる環境に自分を置いておくことが大切であることを実感しました。
普段から誰の話を信じるかを肝に銘じつつ、決して、そればかりにならないこと。自分の意見と立場を持って物事を捉え考えられるようにしておくことが大事だと痛感して日本版ブラックマンデーでした。
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