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【生】ブログを書いてて思うこと YMYLがナンボのもんじゃ

’い’ 生きるヒント

 

 本質を考える医師です。

 ブログを書いていて、意識したいものはSEOですが、これはSearch Engine Optimizationの略です。日本語に略すと「検索エンジン最適化」です。

 そのサイトや記事が検索エンジンで上位に表示されるための対策をすることらしいです。

 ユーザーのためになることを書くことが1番大事なようですが、一方で人生にかかるような大事なことは特に厳しくチェックされるとのことです。

 そのジャンルの代表格が「YMYL ( your money or your life )だそうです。

YMYLとは

 YMYLとは「Your Money or Your Life」の略で、人々の財産、健康、安全、幸福に重大な影響を与える可能性のある情報やウェブサイトを指します. Googleが作った造語であり、検索品質評価ガイドラインの中で重要な概念として位置づけられています.

YMYLに該当するコンテンツは、通常のウェブページよりも厳格な基準で評価されます. これは、誤った情報がユーザーの生活や人生に深刻な影響を及ぼす可能性があるためです.

YMYLの対象ジャンル

  1. 健康・医療情報
  2. 金融・投資関連
  3. 法律関連
  4. 安全に関する情報
  5. 社会福祉に関する情報

例えば、病気の症状や治療法、投資アドバイス、法的助言、災害対策などが含まれます

Googleは、YMYLカテゴリーのコンテンツに対して特に高い品質基準を設けています。 これは、ユーザーに正確で信頼性の高い情報を提供し、潜在的な害を防ぐためです. したがって、YMYLに関連するウェブサイトやコンテンツを作成する際は、特に注意を払う必要があります。

ということだそうです。

じゃあ、ちょっと「生命保険 いらない」で調べてみる

 生命保険に関して、自分は掛け捨て保険は必要で、貯蓄型保険は不要だと思っています。

 試しに「生命保険 いらない」と検索してみましたが、結果は予想通り

 出てくるのは生命保険を販売している会社のページスポンサーと思われるサイトや結局は生命保険の加入に誘導するようなアフィリエイトのサイトばかり、場合によっては利益相反があるかもしれない(あるだろう)ファイナンシャルプランナーの紹介ページだったりと、ガチガチに広告と利益相反のページばかりが上位に出てくる状況です。

 YMYLに関して平等な意見を載せるのであれば、いらないという人の主張をしっかりと上位に乗せるべきではなかろうか?と感じるわけです。

 安易に貯蓄型保険に加入を誘導させて、その人からチューチューお金を吸い取って、なかなか生活が楽にならないレールに乗せて、乗せた方の人間は都心の一等地に豪華なビルを建てて、営業マンは高いスーツ着て、いい生活をして(自分はそれがいい生活とは思いませんが)って、金儲けに加担することがYMYLの概念でしょうか?

よく考えると仕組み的にそうならざるを得ない?そして次に考えるべきはE-A-Tです。

次に考えるはE-A-T

 E-A-Tは、「Expertise(専門性)」「Authoritativeness(権威性)」「Trustworthiness(信頼性)」の略です. これはGoogleの検索品質評価ガイドラインで定義されているウェブサイトの評価基準の一つです.

E-A-Tは、ウェブページやコンテンツの品質を評価する上で重要な要素とされています. Googleは、特に「Your Money or Your Life(YMYL)」カテゴリーに属するコンテンツに対して、E-A-Tを重視しています.

  1. Expertise(専門性): コンテンツ作成者が持つトピックに関する必要な知識や技術の量.
  2. Authoritativeness(権威性): コンテンツ制作者やウェブサイトが、特定のトピックにおいて有力な情報源として認知されている度合い.
  3. Trustworthiness(信頼性): コンテンツや情報が正確で誠実であり、ユーザーが安心して利用できる度合い.

なお、2022年12月15日の検索品質評価ガイドラインの更新により、「Experience(経験)」が加えられ、現在では「E-E-A-T」として拡張されています

 ということは、「生命保険 いらない」で上位にくるサイトを書いているのは、専門性や権威性や信頼性が高い販売会社やFPにならざるを得ないというわけです。

 このような仕組みを作るのが商売上手なんですね(皮肉)。

自分なりのYMYLの本質は「DYOR」

 多くの人は途中の経過などはすっ飛ばして結論を知ることを望みます。色々調べて自分で結論を出すのはなかなか面倒ですからね。でも本当の意味で、その人の人生のお金や健康を考えるならば忖度のない情報を公開すべきです。

 ひょっとして「知らない方が幸せなこともある」とお思いでしょうか?そうかもしれないですけど、自分は少なくともこのジャンルに関してはそうは思わないです。しっかりと知って、決断すべきです。

DYORに似た表現っていっぱいあるんですね、かっこいいのでちょっと載せてみました。人生は1度きりとか言いますが、大事に生きたいならば自分で考えて自分で行動することです。責任のある行動と選択を。

 

 みんながやっているから安全・安心なものだという発想は少し抑えて、自分で世の中の仕組みを考えてみたらどうでしょうか?みんなお金は欲しいですし、儲かりたいです。

 それって本当に消費者のこと考えている?それって本当に環境のこと、地球のこと、考えている?本当はそれを利用してただただお金儲けしないんじゃないの?

 「疑いの使い道」はとても大事ですよ。

 令和の人間がこの考え方を捨ててくれることを切に願います。

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