先日、日銀が政策金利の0.25%引き上げを発表し大きなニュースとなりました。9月にFRBが利下げをするということが織り込まれています。日米金利差の縮小を意識してか一気に円高になりました。
SNSの発達により、株価などのお金の動きが情報により敏感に動く時代になっているような気がします。
今日は、日経平均株価が2000円以上、下落しました。どうやらこれはブラックマンデー依頼の下げ幅でかの有名なリーマンショックの時を超えているようです。このタイミングでどうしてこんなに下がったのかは知りません。今日の下落を餌にして多くの動画が配信されることでしょう。ピンチはチャンス、それは配信者にとっても閲覧数獲得のチャンスです。
長期投資、時間をかけることが勝率を上げる上では大事であることは過去の歴史から傾向としてわかっている事実ではあります。それでも株価に下落、急落、暴落があるのは短期的にお金を稼ぎたい投資家をはじめとする人間の欲望が関係しているからです。
欲望は理論的な思考を遮り、正常な、正確な判断を難しくさせます。暴落時は焦りもこれを加速させる気がします。逆に言えば人間の欲望を見抜くことができれば上手に難局を乗り越えることができます。そして欲望をうまく制御する方法は恐怖ではないかと思います。
恐怖は経験から得ることができますが、できればそんな恐怖は経験したくありません。一方で、恐怖が強ければ臆病になり、大事なところで勝負することができなくなります。となると先人に学ぶしかないのです。恐怖を上手にコントロールすることで冷静に勝負ところを抑えることができます。恐怖に頼らない場合には己に課したルールをしっかりと守り抜くことが大事ではないかと思います。
さて、動画の中では、こんな時に大事なことは何か?という抽象的ですが大事なことを教えてくれています。
こういった時に大事なのは、難局を乗り越えてきた先駆者、先人のいうことを素直に聞くことだと思います。ただ信じていい先輩かどうか?は人を見る目だと思います。盲信は良くないですが、盲信しないためにしっかりと知識をつけ判断する力を持ちましょう。
そして、メディアの出す情報に関しての捉え方に関しても言及しています。政治において世論は調査するものではなく、世論は形成するものと言われています。我々が、潜在的にこういったニュースを見たい、と思うとそのようなニュースが多くなります。正反対の2つの記事を出して、どちらにアクセス数が多いかを見れば、大衆がどちらに興味を持っているかわかると思います。それで彼らは広告収入を得ているわけです。
論者の言うとおり、このような時に実力が出るのではないでしょうか?それは普段からの情報に対してどれだけ普段から自分の考えを持っているか?が大事なのではないでしょうか。
みなさんも普段からそのような癖づけをしてみてください。あらゆることで、です。
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