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【住】地鎮祭のこと、やってよかった

’じゅう’ 住まい・暮らし

 注文住宅を建てると、よくわかるのが、建物にかかる実質費用に加えてかかる費用の多さです。

 仲介手数料、登記費用、などなど想像以上にお金がかかります。

 そしてその多くが実態のない手数料。

 

 世の中にどれほどの手数料産業があるのか、考えると嫌になります。

 払わないと前に進めないので払うしかありません。

 こうやって支払いをしていくと、「今の家賃で家が買えます」という文句はもはやなんの説得力もありません。

 軽々しく嘘をつくなと思います。(個人の感想です)

 

 そんなこんなで、できるだけ余計なことにお金をかけたくないのが施主の気持ちです。

 

 けれども、すごく悩ましいのは、慣習にどれだけお金をかけるのか、です。

 

 そこでまずぶつかるのが地鎮祭。

 自分は地鎮祭に関しては、あまり迷うことなく執り行いました。

 なぜなら、

  

 ・日本の伝統を大事にしたい

 ・何かあった時に地鎮祭をやらなかったことを理由にしたくない

 ・無事に工事が終わるよう、大工さんへの誠意

 

 と思ったからです。

 

 ちなみに、パプちゃんも地鎮祭をやることを推奨しています。

 

 地鎮祭を執り行うかどうかは個人の判断によりますが、一般的には以下の理由から執り行う方が良いとされています:

精神的な意義

  1. 工事の安全と建物の繁栄を祈願する機会となります[1]。
  2. 土地の神様に受け入れてもらい、土地を利用する許可を得るという意味があります[1]。

実践的なメリット

  1. 家づくりへのモチベーションが上がります。「いよいよ家づくりが始まる」という実感が湧き、家を建てる喜びを実感できます[3][4]。
  2. 施主だけでなく、職人や業者、関係者全員のモチベーション向上につながります[3]。

社会的な意義

  1. 周囲の人々に好印象を与えることができます[4]。
  2. 近隣住民や関係者への挨拶の機会となります[4]。

文化的な側面

地鎮祭は1300年以上の歴史がある日本の伝統行事です[3]。この文化を継承する意味でも価値があると言えます。

ただし、地鎮祭を行わなくても家づくりが成功しないわけではありません[3]。最近では時代の変化により、施主の意向で地鎮祭を行わないケースも増えています。

結論として、地鎮祭は必須ではありませんが、工事の安全祈願、家づくりへの思いの深まり、関係者との絆の強化など、多くのポジティブな側面があるため、可能であれば執り行うことをおすすめします。

Citations:
[1] http://www.imaikenkou.co.jp/%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0/%E5%9C%B0%E9%8E%AE%E7%A5%AD%E3%81%8C%E5%9F%B7%E3%82%8A%E8%A1%8C%E3%82%8F%E3%82%8C%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F%E3%80%82/
[2] https://dra-shonan.com/wp/groundbreaking_festival/
[3] https://ailuck-h.com/columnblog/columnblog-5794

 

 

 あと気になるのは費用面です。

 地鎮祭の費用は一般的に以下のような内訳となり、合計で約6万円〜12万円程度かかります:

主な費用内訳

  • 玉串料(初穂料): 2万円〜5万円
    神主への謝礼として支払う金額です。
  • お供え物: 5,000円〜1万円
    神様へのお供え物の費用です。
  • 祭壇設営費: 2万円〜5万円
    祭壇や必要な資材の設営費用です。
  • ご近所への粗品代: 5,000円〜1万円
    近隣住民への挨拶回り用の粗品代です。

その他の費用

  • 雨天時のテント代
  • 直会(なおらい)をする場合の食事代

注意点

  • 地域や神社によって費用に差があるため、事前に確認が必要です。
  • 施工会社が一部の費用を負担したり、見積もりに含めていることもあります。

費用の詳細については施工会社と相談し、明細を確認することをおすすめします。地鎮祭は必須ではありませんが、工事の安全祈願や近隣挨拶の機会として、可能であれば執り行うことが望ましいでしょう。

Citations:
[1] https://www.asahi-ouchi.com/co_navi/e9451f5788759a5b97728a581388438d-438.html
[2] https://www.athome.co.jp/contents/for-buyers/buyers-kiso/ground-breaking-ceremony/
[3] https://mockhouse.jp/magazine/258/
[4] https://www.ie-miru.jp/articles/180
[5] https://dra-shonan.com/wp/groundbreaking_festival/
[6] https://ailuck-h.com/columnblog/columnblog-5794
[7] https://house.home4u.jp/contents/contract-73
[8] http://www.imaikenkou.co.jp/%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0/%E5%9C%B0%E9%8E%AE%E7%A5%AD%E3%81%8C%E5%9F%B7%E3%82%8A%E8%A1%8C%E3%82%8F%E3%82%8C%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F%E3%80%82/

 

後悔がないのが一番だと思います。ただ行わなくても心からその土地に感謝することが大事です。

ご縁があって、そこにたどり着いたのですから。

我が家の基礎に鎮められた鎮物を見ると、理屈なんて無しに、やってよかったと思えます。

 

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