本質を考える医師です
食品の価格と健康の関係
という視点から見たものの考え方です。
日本人は、食品を購入する際に「価格が高いか安いか」を重要な基準として考える傾向があります。特に、有機食品や無添加食品が「高い」と感じ、敬遠することも少なくありません。自分だってそうで、高いなあと思いながら同じ商品でも安いものを選ぶこともあります。
しかし、本当に安い食品を選ぶことが、長期的に私たちの健康や環境にとって良い選択なのでしょうか?
安い食品の裏側にある現実
想像してみてください。
安価な食品には、その価格が実現できる理由があります。大量生産のために農薬や化学肥料が使われ、食品添加物によって保存性や味が調整されています。これらの影響は、即座に健康を害するものではないかもしれませんが、長期的に摂取し続けることで、知らず知らずに体に負担をかける可能性があるのです。
また、私たちが安価な食品を選ぶ行動は、結果的に農薬や添加物を多用する経済活動を支えています。その結果、環境への負荷も高まり、より持続可能性の低い社会を形成してしまうのです。
さて、持続可能性の高い社会というのはどういった社会でしょうか?特定の富裕層にとって持続可能性の高い社会になっていないでしょうか??
持続可能性の高い、という宣伝文句、プロバガンダの本質に目を向けてください。
健康を守るための本当のコスト
「安い食品を選ぶことで健康を害し、結果的に医療費がかかる」というのは、よくある話です。病気になった後に医療保険で金銭的なカバーはできても、一度失った健康は戻りません。本当にお金をかけるべきなのは、病気になった後ではなく、病気を予防するための食事や生活習慣ではないでしょうか?
どうも日本人は不安に対して敏感で、幾つも保険をかけたがる傾向にあります
今を犠牲にして、将来にばっかり備えすぎてはいませんか?
バランス感覚を失っている人が多いと感じています。
食事と健康寿命の関係
もちろん、食事だけが健康寿命を左右するわけではありません。
遺伝的な体質や、日々のストレスの有無なども大きく関わります。しかし、食事が健康に影響を与えることは間違いなく、できるだけ「良いものを選ぶ」という意識を持つことが大切です。
例えば、甘いケーキやチョコレートを楽しむこと自体は、決して悪いことではありません。ただし、せっかく食べるのであれば、できるだけ質の良いものを選ぶ知識を持つことで、より健康的な選択ができるようになります。
そして我々人類の多くが砂糖の奴隷になっていることにも気づいた上で。
知識を持って選択することの大切さ
最終的には、「何を選ぶか」は個々の価値観によるものです。しかし、知らずに選択するのと、知った上で選択するのとでは大きな違いがあります。
私たちは日々の小さな選択の積み重ねで健康をつくっています。食事はその最たるものです。価格だけにとらわれず、「本当に自分にとって価値のある食べ物は何か?」を考えることで、より豊かで健康的な生活が実現できるのではないでしょうか?
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